『HSUテキスト15』

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No.9784863957961
(Happy Science University Course Textbook 15)
経営成功総論 II (上)
(An Overview of Successful Management Theories II, Book 1)
- 創業と守成の主要論点 -
(The major Points of Establishing and Maintaining a Company)
初版2016年6月7日

序 論 経営者に必要な志とは何か*1

  1. 志を持つ
    • 新しい価値を社会に提供する
    • 経営を成功させるための考え方
  2. 志を育てる
    • 志を大きく育てる
    • 本業で勝負する
  3. 志の現れ方
    • 志が本物なら「異常性のある熱意」が出る
    • 日本一、世界一を目指すということ

第1章 創造的学習法*2

  1. 経営とは想像性の高い仕事である
    • 経営者は人知れず苦しんで、卵を産んでいる
    • 経営は創造である
  2. 勉強し続けることの大切さ
    • まずは経営者自身が勉強する
    • トップは自分で自分の"葬式"を出さねばならない
    • フォードとGMのケース
  3. 新しいアイデアを生み出す方法
    • アイデアを豊富に出すには勉強が大事
    • 考え方を変えると異質な発想が湧く

第2章 経営資源の活用法*3

  1. 経営資源の集中
    • 優先順位を考える
    • 「やらない」ことを決めることも大事
  2. 撤退戦の考え方
    • 花形部門からの撤退を決断できるか
    • 無能化した人材をどう扱うか
  3. 成長と膨張の違い
    • 成長に伴うリスクとは
    • ヘッドハンティングの注意点

第3章 創造的な時間の使い方*4

  1. 成果に結びつける時間の使い方
    • 経営者に必要な「成果を上げる」というマインド
    • 勉強好きの落とし穴
  2. 経営と事務管理の違い
    • 内部管理は成果につながらない
    • メールや会議に無駄がある
    • 流通のなかにも無駄がある
  3. 経営者自身の自己変革
    • 「仕事のやり方を固めて部下に下ろす」工夫を
    • トップの限界が会社の限界になる

第4章 インフレ・デフレの経営手法の違い*5

  1. 21世紀のトレンド
    • 戦争の世紀はインフレとなる
  2. デフレ時代の財務戦略
    • デフレ時は現金を持っているほうが強い
      (インフレとデフレ)
    • デフレでは原則、借金をしない
    • デフレ下における手形決済の危険性
  3. デフレ時代の市場戦略
    • 安く仕入れて原価を下げる
    • 中抜きされている部分を外す
    • デフレはチャンスの時代でもある

第5章 厳しい時代の経営*6

  1. 黒字体質をつくる
    • 利益は企業存続のための必要コスト
    • 新しい価値を創造するための方法
  2. 朝令暮改を恐れない
    • かっこ悪さに耐え、朝令暮改をすべき
  3. ときどき踊り場をつくる
    • 急成長を目指すだけでなく、踊り場をつくることも必要
    • 「生産」「販売」「経理」のバランスが崩れると倒産する

第6章 世界一を目指す*7

  1. 理想を描く
    • 理想のない社長には人がついてこない
    • 理想によって「脱税の誘惑」を乗り越える
  2. 放漫経営の戒め
    • 光明思想の落とし穴
    • 経営担当者を育てる
  3. 世界一、世界初を目指す
    • 世界一を目指す経営

第7章 経営者の意思決定*8

  1. 意思決定の難しさ
    • 答えがわからない苦しみのなかで意思決定するのがリーダー
  2. 事例:幸福の科学の意思決定(1)
    • ケース1:教団のネーミング
    • ケース2:入会願書制度
    • ケース3:『太陽の法』の新聞広告
    • ケース4:幕張メッセや東京ドームでの大講演会の開催
  3. 事例:幸福の科学の意思決定(2)
    • ケース5:マスコミに抗議~フライデー事件
    • ケース6:映画の製作
    • ケース7:宇都宮に総本山をつくる
    • ケース8:本部を東京に戻す
    • 成功のシンボルをパッと捨てる

第8章 意思決定の方法論*9

  1. 考えを一つひとつ詰める
    • 多数決では判断を間違う
    • 単なる思いつきでは失敗する可能性が高い
    • インスピレーションに命をかける
  2. 反対者を説得する
    • 説得力はトップの度量の一つ
    • 成果が出るまで持ち堪える胆力
  3. 発展の阻害要因を見極める
    • 成功要因が阻害要因に変わる
    • 捨てる決断ができないと発展できない

第9章 意思決定の実践論*10

  1. 確率戦と局地戦
    • 大きな組織は全体のバランスを見て確率戦で戦う
    • 新規事業などは何重もの手を用意して局地戦を
  2. 経営資源の使い方
    • 日本軍敗北の教訓
      (プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス)
  3. 意思決定の結果
    • 意思決定の正しさは結果でしかわからない
    • 松下・中村改革のケース

第10章 発展する経営組織論(1)*11

経営担当者とは何か

  1. なぜ経営担当者が必要なのか
    • ライブドア崩壊の真因
    • 専門家を集めても経営にはならない
    • 経営担当者は自然発生しない
  2. 人はコストか資源か
    • 最も投資効果が高いのが人という経営資源
    • 経営担当者の役割
  3. 経営担当者を育てる
    • 経営担当者をつくることの難しさ
    • 新規事業や子会社の経営も経営者養成に効果
    • 経営担当者育成の注意点

第11章 発展する経営組織論(2)*12

個人の限界を超える方法

  1. 経営担当者に求められる能力
    • 経営担当者は長期的視点を
    • お金の使い方に経営担当者の適性が現れる
  2. 将来の経営トップ候補の選定法
    • 実績と見識、経験の高まりを見て絞り込む
    • 3段階で選抜する
  3. 限界を超える方法
    • 大きな組織で起きる「無能の連鎖」
    • 嫉妬心の克服ができないと組織は崩壊に向かう
    • 業務の分担とゼネラルマネージャーの育成

第12章 事業規模に合わせて考え方を変える*13

  1. 起業の心構え
    • 起業して成功しやすい人
    • 経営能力は実際に経営をしないとわからない
    • 起業かに必要な勉強
    • 事業の適性を見極める
  2. 成長するための考え方
    • 人に任すことを思いつけば、個人事業から抜け出せる
    • 教育者としての資質が企業を発展させる
    • 30人以上の会社になったら組織づくりを
    • 組織カルチャーをどうつくるか
    • 成功の落とし穴
  3. 大企業のマネジメント
    • 大企業に必要な考え方
    • 常に勝ち続けるシステムの構築
    • 不況期の考え方
    • 撤退戦の考え方
    • 「守成」の難しさ
    • 脱皮し続けることの大切さ
    • 脱皮できない蛇は死んでしまう

第13章 事業経営の本質/総括*14

  1. 事業経営の本質
    • 事業の本質は、市場をつかむこと
    • 顧客のニーズをつかむ方法
  2. 経営者の魂の成長
    • HS教学から見た経営者の使命
    • 経営者の成功が必要とする宗教的要請
  3. 【総括】実践経営学の本質を示す