『HSUテキスト1』

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No.9784863956278
(Happy Science University Course Textbook 1)
- 創立者の精神を学ぶⅠ -
(the spirit of the founder of Happy Science University)
初版2014年12月27日

第1章 建学の精神*1

――未来の創造に向けて

  1. 「建学の精神」
    • 「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ」とは何か
      1. 「高等宗教研究機関」「現代の松下村塾」
      2. 国の富を増やし、発展・繁栄の未来をつくるパイロット校
      3. 日本の新しい精神的主柱をつくり、新しい視点から宗教性に取り組んだ教育・学問を目指す
    • 建学の精神――「幸福の研究と新文明の創造」
      (アリストテレス)
      1. 私的幸福の追究
      2. 公的幸福の追究
        (ハンナ・アーレント)
      • 私的幸福・公的幸福の追求とユートピア
    • 未来創造の出発点としてのHSU
      (脱亜入欧)
      • 新文明への転換理論は「智慧」と「慈悲」
  2. HSUの使命(1)――ユートピアの礎
    • 「高貴なる義務」を果たす、真なるエリートへ
      (高貴なる義務:noblesse oblige、新渡戸稲造李登輝)
  3. HSUの使命(2)――未来国家創造の基礎
    • 未来国家を創造するリーダーに必要なものとは何か
      (実学)
  4. HSUの使命(3)――新文明の源流となる
  • 本章のまとめ

第2章 幸福の探求*2

――心とは何か

  1. 心とは何か
    • 心とは、魂の中心部分であり、魂の舵取りをしている部分である
      • 心なくして人文科学、社会科学とも成立しない
      • 心の多重構造について
        (和魂)
  2. 心の王国を守ること
    • 心のなかは、各人の自由に任されている
      (心の王国、涅槃寂静と阿羅漢の悟り)
  3. 心を見つめる習慣を持つためには
    • 「喜怒哀楽」の感情を通して心を見つめる
    • 心の針を天上界に向ける努力をする
      (震旦、天台智顗)
    • 心を揺らさないための訓練方法――考え方の定点を一つ決める
      (ルネ・デカルト)
  4. 心をコントロールするための、反省の仕方について
    • 沈黙の時間を取ること
    • 自分の言葉と相手の表情を観察する
    • その場で即座に反省する習慣を身につける
    • 反省とは、仏より与えられた「無限の愛」
      (悪を押し止め、善を推し進める)
  5. 心を見つめ、反省を通して得られるもの
    • 反省とは、本来の自己を取り戻す第一段階の悟りである
    • 自分の霊性の進化に奉仕することが、反省の目的である
    • 反省とは、自分自身の奥深い心、真心との対話である
    • 反省とは、「自分に対して謙虚で、他人に対して優しく」を実践することである
  • 本章のまとめ

第3章 教養への道を歩む

――知的巨人を目指して

  1. 未来社会に要請される人材は、一種の「知的巨人」
    • 「知的巨人」とは何か
      (アルビン・トフラー)
    • 膨大な知識・情報をアベイラブル(使用可能)にする力をどう開発するか
      1. 「知は力なり」という言葉の意味をつかむ
        (フランシス・ベーコン)
      2. 本を読み、知識を増やす
    • 二宮尊徳に見る、「知は力なり」――「天保の大飢饉」を予見した知識の力
    • 情報の選別力を働かせるには
      1. 「未来のトレンドはどうなるか」に常に興味・関心を持つこと
      2. 膨大な情報に対処する鍵となる、宗教的価値判断
  2. 努力を積み重ねることの威力を知る
    • 「努力によって、人生は変わっていく」という「縁起の理法」を信じる
    • 努力による「蓄積の効果」は必ず出てくる
      • 哲学者カントの文章が易しく感じてしまう「蓄積の効果」
    • 「天は自ら助くるものを助く」――努力を重ねていると、インスピレーションが降りてくる
  3. 知的人間になるための鍛錬の仕方
    • いつも「知的正直さ」(intellectual honesty)を肝に銘じる
      • 納得するまで分かったとは思わない姿勢を貫く
    • 魂の純粋さと知性について
    • 大学生時代に知力を高める、自己鍛錬の方法
      1. 新聞の全部の記事を読み通す訓練で、ニュースが分かるようになる
      2. 新書からステップ・アップして、内容の重い本を攻略する
        (マックス・ウェーバー、カール・フォン・クラウゼヴィッツ)
      3. 人格の基礎をつくり、二つの井戸を掘れば、有用でゆうとくな人間になれる
    • 本居宣長に学ぶ、初学者向け「学問論」
      1. 学問は、怠らず励みつとめることが肝要
      2. はじめから高い志を立てて勉学に励むべき
      3. 書物を何回も読む
  4. 自助努力と教養への道
    • 学生時代に大切な「培根」
      (安田善次郎)
    • 自分の根を養い(培根)、教養人になるための第一歩――まともな書物を最低限千冊読む
      • 教養をつけるために学んでおくべき分野
      • 幸福の科学の書籍の100冊は、他の教養書の1万冊分
  • 本章のまとめ

第4章 積極的生き方の力を身につけよう

――I Canの精神と戦略的発想

  1. あなたはどこまで"心の力"を信じているか
    • わたしたちの心のなかには、偉大な力が眠っている
    • どうすれば、心の力を強くできるのか
      1. 「他の人を幸福にしよう」という思いを持つ
      2. 肯定的な種子を育てる
      • 肯定的な種子を育てるためのポイント
  2. あらゆる苦難を乗り越える、「常勝思考」のパワー
    • 「常勝思考」で、「人生に敗北などないのだ」と言い切る強い自分をつくる
      1. 成功からも失敗からも学ぶ、全天候型の運命開拓法
        人生の苦難困難をものともしない「常勝思考」の本質とは
        (ニューソート、ポジティブ・シンキング)
      2. 光明転回の理論――問題の出口を探すのではなく、新しい入口への道を考える
      3. 「第三の道」を発想する
  3. I Canの精神を体得する
    • 「アイム・ファインの精神」は愛の実践
      • 「I'm fine」で自分自身を引き締める
    • 「自己暗示の力」を使う――愚痴や言い訳を口にしない
      (エミール・クーエ)
    • どんなときでも、「I Can」と言おう
  4. 戦略的発想を身につける
    • 学生時代に戦略的発想を身につける意義
      1. 第一段階 目標を明確化する
      2. 第二段階 実現までの時間配分と手段をはっきり打ち出す
    • やる気が出ないときに立ち直るための、二種類の目標設定法
      1. 「大目標・中目標・小目標」と「身近な目標、少し将来の目標、かなり先の目標」を書いてみる
      2. まず、やるべきは、小目標の実践から
      3. 忍耐の時期を設定する
        本多静六博士の人生計画表
  • 本章のまとめ

第5章 タイム・イズ・マネー、マネー・イズ・タイム

――時間を生かし切り、知的生産力を高める

  1. 「時は金なり」(タイム・イズ・マネー)の意味を悟る
    • 自由にできる時間は、現在ただ今だけである
      (一日の苦労は一日にて足れり)
    • 創立者が学生時代に悟った「時は金なり」と「時間の下に平等」
      (ベンジャミン・フランクリン、時間の下の平等、イーノック・アーノルド・ベネット)
  2. 時間の値打ちを高める方法とは何か
    • 一日の質をコントロールするためには――心のあり方から、一日の質を変える
      1. 「時間をど使うか」が人間の課題であることを知る
      2. 朝、目覚めたときに、「今日一日、何事かをなしとげるぞ」と心に誓う
      3. 毎朝、時間の使い方を反省する
        (ピーター・F・ドラッカー)
  3. 時間のお金持ちになれる「時間活用法」を学ぼう
    • 実は、お金と同じように時間も儲けることができる
    • 自分なりの時間管理術、時間創出術を身につけること
      1. 生活のリズムや習慣で、自分のやるべきことを決めていく
      2. 本業のなかに時間の無駄があることを知る
      3. 細切れの時間を生かし、努力を継続する
      4. もっとも効果的なことに時間を使う――「選択と集中」
      5. 二割・八割の原則――パレートの法則を活用する
    • 「時間持ち」になり、大きな仕事を成し遂げる秘訣――あの世の視点まで広げて考えること
  4. 「時は金なり」(タイム・イズ・マネー)の意味と「時間論」
    • 「マネー・イズ・タイム」という言葉を知り、目が開ける
    • 世界中に革命を起こす可能性がある、ポスト・モダン・ソサエティの理論的支柱になる考え方
  • 本章のまとめ

第6章 人間関係論の基本

――多様なる価値観を認めよう

  1. 人間を深く理解する
    • 人間を深く理解するために、HS教学を学ぶ
    • 限りない愛を持って人を見ることが、人間を知るということ
    • 寛容さを学ぶことの大切さ
      1. 異質な経験をすることで「寛容さ」が増す
      2. 成功への道を歩むための大いなる愛
        (「知の原理」、アルフレッド・アドラー)
  2. 苦手な人に学ぶ、人生の豊かさを与える人間関係論
    • 苦手な人も、苦手でなくなる接し方
      1. 二分法で見ない
      2. 自分を磨く、"先生役"として学ぶ
        人の長所に学び、短所は「自分はそうなるまい」と戒める
      3. 相手のどこが気に入らないのか分析しつつ、よいところを認める
        相手のよいところを心のなかで認めると、相手も変わる
  3. 自分をもうひと回り大きくする人間関係論
    • 聴く能力を高め、相手を理解する努力をすること
    • 長く友人関係を保ち人脈を広げる、心の距離の取り方にとは
      (ヒポクラテス、エルンスト・クレッチマー)
      • 人間のタイプの一例
      • E.クレッチマーの性格と体格による人間のタイプ分類
    • エネルギーの出し方の調整を身につける
  4. 人から信頼される人間になること
    • 「約束を守る」ことの大切さ――「残心」が信頼を築く
    • 時間に正確で、約束の時間を守る
    • 金銭面で信用をつけること
    • インデペンデント(独立している)であること
  5. 異性との人間関係について考える
    • 社会的責任の範囲内での行動
    • 恋愛のチェックポイント
      • 相手に対する尊敬の思いがあるか
      • 自分の向上、相手の幸福につながるか
      • 理想の相手にふさわしい自分づくりが基本
  • 本章のまとめ
 





*1 金谷昭
*2 石橋卓也