天台智顗

Fri, 02 Mar 2018 20:30:09 JST (2254d)
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(天台大師)    538~597年
中国天台宗第三祖(実質上の開祖)

過去世

経歴

18歳出家し、南岳慧思に師事
30歳の頃都金陵(南京)で始めた『法華経』の講説は、群衆に混ざって宣帝が聴聞に来るほど高い評判を集める。
天台山に籠もった大師は、華頂峰での禅定中に魔物の誘惑を退け、明けの明星を見て悟りを得る(華頂降魔)。
時代が陳から隋に変わると、今度は晋王が大師に帰依し、「智者大師」の称号を贈るなど、大師は民衆から時の権力者まで幅広い層の人たちの支持を集める。
一心三観を行じて三諦円融の境地を目指し、「一念三千等の説を唱える。」
釈尊の教えを五時八教に教相判釈し、「震旦の釈迦」とも称される。

主な著書

  • 『法華玄義』『法華文句』『魔訶止観』