釈迦

Tue, 25 Apr 2023 22:18:24 JST (367d)
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(Gautama Siddhartha、釈尊:Shakyamuni Buddha)    
約2500年前(インド・ネパール生、釈迦族)
九次元大霊、仏教の開祖

過去世

経歴*1

シュッドーダナ王、母マーヤー夫人の子。
マーヤー夫人が産後まもなく帰天したので、妹のパジャーパティーが義母となり、カピラ城の跡取り息子として養育。
29歳出家。
35歳大悟- 中道の大調和:八正道
鹿野苑で初転法輪。
80歳インド各地で法を説き続け、その後入寂。
  • 釈迦教団:5,000人超

出家の理由*2

  • 「王宮での安楽な生活のなかでは、どうしても自己の本懐をとげることができない。
    何かもっと大きなものが、未知なるものが、自分を待っている」という、内からの強い衝動。
  • 王宮に来ていた僧侶たち、修行者たちの言葉に対する疑問の追及、探究。
  • ひとりになって自分自身を見つめたいという気持ち。
     

※ 当時のインド文化風土では、跡継ぎができて、残した妻子が十分に生活できるだけの経済的余裕がある人は、出家して山林修行者となってもよいことになっていた。

釈迦の十大弟子*3

  • 舎利弗(シャリホツ、Sariputra): 智慧第一
  • 大目連(ダイモクレン、Mahamaudgalyayanaマ): 神通第一
  • 魔訶迦旃延(マカカセンネン、Mahakatyayana):論議第一
  • 須菩提(シュボダイ、Subhuti):解空第一
  • 阿那律(アナリツ、Aniruddha):天眼第一
  • 富楼那弥多羅尼子(フルナミタラニシ、Purna Maitrayaniputra):説法第一
  • 魔訶迦葉(マカカショウ、Mahakasyapa):頭陀第一
  • 優波離(ウパリ、Upali):持律第一
  • 羅睺羅(ラゴラ、Rahula):密行第一
  • 耆婆(ギバ、Jivaka):天下の名医

釈迦教団の罰則(律)

波羅夷法(haraihow)*4

  • 釈迦教団で一番重い罪
    • 教団から永久追放になる。
  1. 婬(不邪婬)――性的行為をもつ。
    • 女性(尼)には、八敬法を守らせる。
  2. 盗――国法に触れるような内容を持った盗み。
  3. 断人命――殺人の罪。
  4. 大妄語――悟りを偽る罪。
    • 教団の非常に有力な僧侶だと言って布施を受ける。
    • 神通力を得たので何でもわかると言って、信者の相談に乗る。
    • 他の僧侶や尼を迷わせる。

僧残法(sohzanhow、僧残罪)*5

  • 釈迦教団で波羅夷法より程度が軽い罪。*1
    • 永久追放にはならず、情状酌量の余地がある罪。
    1. 謹慎して、一人で反省させられる。
      • 謹慎期間――7日間に、罪を犯したことを隠していた期間を加えた期間
    2. 出罪羯磨(shutsuzai-konma)――何人かの評定により認定を受ける
    • 性に関する罪
    • 教団を分裂させようとしたりするような罪
    • 他人を波羅夷罪で誹謗した罪

不定法(fujowhow)*6

  • 明確な証拠がなく、罪科が不定な場合の法。

捨堕法(shadahow)*7

  • 釈迦教団での比較的軽い罪。
    • 教団で所持を禁じられているものを持っている罪。
    • 教団に差し出して、懺悔して許される。

波逸提法(haitsudaihow)*8

  • 釈迦教団での比較的軽い罪。
    • 妄語、悪口や教団の備品の整理整頓をしなかった罪。
    • 人前で懺悔。

悔過法(kekahow)*9

  • 釈迦教団での比較的軽い罪。