『HSUテキスト2』

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No.9784863956308
(Happy Science University Course Textbook 2)
- 創立者の精神を学ぶ II -
(the spirit of the founder of Happy Science University)
初版2015年1月20日

第1章 信仰心と立志

――希望の未来を切り拓くために

  1. 信念を貫き通す勇気は、どこから湧いてくるのか
    • 新しい時代のエリートに求められるもの
    • 知性ある人間となるための力となる信仰心
      • 神仏を感じ取る方法(1) 「向上心」を通して感じ取る
      • 神仏を感じ取る方法(2) 心の奥底から突き上げてくる使命感を発見して感じ取る
    • 使命感について――「召命」と「天職」
  2. 強い使命感を持つ――「菩提心」と「高貴なる義務」
    • 日本一の智者を目指す――「菩提心」を起こすこと
      1. 創立者の若き日の志――「日本一の智者とならん」
      2. より向上を目指すものに感動し、感応する心が「菩提心」
    • "To save the world."――「世界を救うのだ」という気持ちを持つ
      1. 「世の中のために尽くさなければならない」という使命感
        (河合栄治郎)
      2. 「自分は日本のために、日本は世界のために、世界は仏のために」を合言葉に生きる
  3. 「立志」――大志を抱き、夢を描こう
    • 「志」を持ち続ける
      (ナポレオン・ヒル)
    • 夢を抱くことと、人生を生きる自信
    • 希望を実現する具体的方法を学ぶ
      1. きぼう達成のための3つの準備方法
      2. 希望を達成する鍵は、「実現を確信する」こと
    • 自己を実現することと、人間的成長について
    • 「立志」の方向性をチェックする――「多くの人々の幸福のために」という志
    • 橋本左内の立志論に学ぶ
      1. 「立志」とは何か
      2. 「立志」を確立する方法
      3. 「立志」の意義と効用
  • 本章のまとめ

第2章 学問に対する探求心*1

――セルフ・ヘルプの精神と知的生産の技術

  1. 学問に対する基本的態度
    • 学問の本質は「真・善・美」の探求
    • 学問をするときの基本的態度
    • セルフ・ヘルプ(自助努力)の精神とは何か
      1. 自らの努力によって、運命が開けることを信じる
        ジョン・トッドサミュエル・スマイルズ
      2. 自分が変わることによって、周りを変えていく
      3. 正しい道を歩む力
      • 「自助努力の精神」によって勇気を奮い起こした創立者の青年時代
  2. 「頭脳」「体力」「精神力」を鍛える
    • 学生・青年にとって大切な心掛け――「頭脳」「体」「精神力」を鍛えること
    • 頭脳を鍛える
      1. 知的訓練の重要性
      2. 仕事能力の訓練となる、勉強による自己鍛錬
        ・緻密で正確に作業をする能力
        ・きちんと相手の話を聞き取る能力
        ・発表する能力
    • 体力を鍛える
      1. 良い仕事を続ける資本としての「体力」
      2. 強靭な体力を持った自分を心のなかに思い描く
    • 精神力を鍛える
      1. まず強い意志の力を働かせる
      2. 目標や計画等でコントロールする
      3. 習慣の力を身につけ困難なところを乗り越える
      4. チャレンジすることによって新しい能力を身につける
  3. 記憶力と集中力について
  4. 「精読」と「多読」について
  5. 創立者の「知的読書術」に学ぶ
    • 学生時代の読書は、自分の思想形成のルーツになる
    • 「つるったぐり」読書法
    • 知的生産力を高めるための読書術
      1. 自分にとって「使えるか、使えないか」という視点で読む
      2. ポイントを押さえる工夫をする
      3. アウトプットを意識する
      • 電車のなかを利用した読書とその効用
  • 本章のまとめ

第3章 異文化の視点を得る*2

――外国語学習と教養の果たす役割

  1. 英語を学ぶ意義と理由
    • なぜ日本人は英語が下手なのか
    • 英語を学び異質な目を得る
      • 英語習得の壁を乗り越えるには
      1. 「英語頭」をつくる
      2. 英語の背景にある文化の違いまで関心を持つ
    • 国際社会で活躍するトップクラスの人材を輩出する
      • 外交官を超える、創立者の英語レベル
  2. 実用英語の重要性
    • 英語は努力すればマスターできる
    • 実社会の要求レベルの高さ
    • 具体的な英語の学び方
      1. わからないことに耐え、文脈で推理する
      2. 基本文法のマスターと語彙増強
      3. 反復して学習し、語彙数を増やす
      • さらに英語のレベルを上げるには
    • 1日3時間の英語学習で、外国留学と同じ効果が得られる
  3. 教養と英語力の関係
    • 教養があると一目置かれるようになる
    • 常に興味関心や教養を広げ続けておくことが大事
    • 最後は日本語の戦い
    • 真の教養は、ディベード力の素地になる
  • 本章のまとめ

第4章 克己心とは何か

――現代的ストイシズムについて考える

  1. 己を鍛え、人生の成功をつかむ「ストイシズム」の力
    • 「ストイシズム」とは何か
      ――ストイシズムとは、自分自身への見切りである
      1. 一つの領域に絞り込み、基礎を固める
        (K・アンダース・エリクソン)
      2. 自分の型を崩さない
  2. 高度な目標を達成する「ストイシズム」実践法
    • 低次なものを捨て、生き方のリストラ、イノベーションをはかる
    • 欲望を智慧で抑える
      • 欲を抑えることは、リーダーになる条件
  3. 克己心――人生を成功に導くオールマイティーな才能
    • 人生の貴重な宝としての克己心
    • 克己心の出発点は、いたらない自分の自覚
    • 克己心を身につけるための訓練方法
      1. 「迷ったら困難な道を選ぶ」ということを常とする
      2. 忍耐心を持つ――才能がある人でも、忍耐心がなければ成功できない
      3. 怒りの心をコントロールする
    • 哲学者セネカに学ぶ、「怒り」の感情コントロール
  4. 克己心から愛へ――どのような環境にあっても「光を放つ」努力を
    • 克己心や努力は、愛に変わっていかなくてはならない
      • 「まだ芽の出ていない人を伸ばしてあげよう」という気持ちを持つ
      • 謙虚さと感謝を絶対に手放さない
        責任者の器と愛への転化
  • 本章のまとめ

第5章 奪う愛から与える愛へ

――真なる「自己確立」を果たすために

  1. 「与える愛」の心は、自立した人間になる鍵
    • 「不幸人間」が「幸福人間」へと変身する瞬間
    • 人間が大人になっていくための、人生観のイノベーションを起こす
    • 「奪う愛」から「与える愛」へと脱皮する方法1――「愛の貸借対照表」をつける
    • 「奪う愛」から「与える愛」へと脱皮する方法2――「感謝の心」を実践する
    • アインシュタインの「感謝」の実践に学ぶ
  2. 嫉妬心の克服と祝福の心
    • 自分の理想像を破壊してしまう「嫉妬心」の怖さ
    • 自分の使命を果たすための「祝福の心」の力
      1. 創立者がとても大事にしていた言葉
      2. 「他人との競争」に終止符を打つ
      3. 天命に目覚める
    • 知的向上の努力による「祝福の心」の醸成
    • 「祝福の心」を育む「四無量心」の実践
      (道元)
  3. 自己確立から与える愛(利他行)へ
    • 愛を与えるための「自己確立」
      1. 世の中にお返しをしていくには、多くの勉強と智慧が必要になる
      2. 修行の確立までは、ひたすらに自分を耕せ
    • 常に大いなる仕事ができるように、自分を叱咤激励せよ
  4. 「智慧ある愛」の大切さ――「愛」と「知」の関係について
    • 相手が真に幸福になり、成功する方向へと導きの愛を与えるには、「智慧」が必要
      • 愛深き善人が陥りやすい10の罠
    • 愛のなかに美と知がある「ギリシャ的愛の精神」
    • 愛をシンパシーの部分だけで捉えてはならない
      ――パトス(受動)とアガペー(能動)について

第6章 創立者の歩み*3

――真実の知への目覚めから、立宗まで

  1. 小学校時代――平凡性の自覚
    • 自らを低く評価し、努力を続けた
      1. 黙々と勉強を続けた小学生時代
      2. 平凡性の自覚こそ、非凡の彼岸への出発点
    • 独立する精神
      1. 夜中の12時まで勉強を続けた10歳の頃の思い出
      2. 父から学んだ教訓
      3. 頭をもたげてきた克己心
    • 責任の自覚と独立心
      松下幸之助
  2. 中学・高校時代――学業とリーダーの両面での活躍
    • 中学生時代の活躍
    • 高校時代の文武両道の活躍
      1. 寸暇を惜しんでの勉強の姿勢
      2. クラスで一番の成績
  3. 大学時代――学問的天才性を発揮
    • 学問世界の渉猟と抜群の記憶力
    • ハンナ・アーレント論文執筆のエピソード
    • 「自分が学んだ1割以上は語らない」という知的態度を貫く
    • 深い思索とインスピレーション
      (プラトン)
      • 西田幾太郎の「純粋経験」について
    • 実社会での武器となる「知」の力
  4. 商社時代の活躍、そして立宗へ
    • 大手総合商社に三顧の礼で迎えられる
    • 新入社員時代とニューヨーク本社への派遣
      1. 入社年目で「外国為替の実務入門」を執筆し、評価が浮上
      2. ニューヨーク本社で「オフィサー」として活躍
      3. アメリカのエリートたちも相手にならない、創立者の圧倒的レベル
        ニューヨーク時代のエピソード ニューヨーク市立大学の大学院では"教える側"だった
      4. 思想の核となる「愛の発展段階説」を練り込む
    • 出家前夜の名古屋時代
    • 本章のまとめ

第7章 普遍的真理を目指して*4

――チャレンジ精神と真の幸福

  1. 「創造的人間」になるためには
    • 大学から社会人への移行期に大切な創造性
    • 創造性のある人間になるための三条件
      (糸川英夫)
    • 糸川英夫博士に学ぶ、創造性を開発する「逆転の発想」と日々の心掛け
    • どうすれば創造的人間になれるか
      1. 勤勉な努力家であること
      2. 専門外の分野にも踏み込むこと
      3. 「情報遮断」と「情報収集」を使い分けること
      4. 穏やかな波動を自覚的につくり、心を澄み切らせること
    • 「情報遮断」「沈黙の時間」の意味とその効用
      (トマス・カーライル)
    • インスピレーションをメモに書き留める
      (大隈重信渋沢栄一後藤新平)
    • インスピレーションを受けるためには、器づくりが重要
      1. 学問の大切さ
      2. 幅広い興味関心を持つこと
    • 創造力の正体は、感謝と報恩
  2. チャレンジ精神と企業家精神を身につける
    • どのような状況下にあっても、言い訳せず、一歩を進める
    • 企業家精神は育っていくもの
    • 創造物を結晶させる力を磨く
  3. プロフェッショナルを目指して
    • 青春期の悟りとは何か
    • 失敗を恐れるな
    • プロフェッショナルを目指そう
      • プロフェッショナルの条件(1) 日々真剣勝負をする
      • プロフェッショナルの条件(2) リスク・テイキングな心構えを持つ
  4. 「普遍的なるもの」をつかむには
    • 創立者の説く「真の幸福」の三段階
      1. 「真の幸福」の第一段階――人間はこの世限りの存在ではないという人生観を持つ
        霊的人生観と家庭崩壊
      2. 「真の幸福」の第二段階――他の人に愛を与えて生きる
        (トマス・ホップス)
      3. 「真の幸福」の第三段階――「後世への最大遺物」を遺す
    • 「真理を求める、一途で純粋な思い」に普遍性が出てくる
    • 地上に生きながら、「永遠なるものの影」をつかむ努力を
  • 本省のまとめ
 





*1 石橋卓也
*2 石橋卓也
*3 石橋卓也、金谷昭
*4 石橋卓也