比較宗教学から観た「幸福の科学」学・入門

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- 性のタブーと結婚・出家制度 -
 
2013年10月23日、 総合本部

1.非常にデリケートで世界的に難しいテーマ

  • 結論によっては「宗教戦争」も起きかねない
  • 二度もキャンセルとなったタイ巡錫
  • この世を”苦しみ製造装置”と捉えている小乗仏教
  • 小乗仏教のもとになる教え「三法印

2.ロボット映画に見る「諸行無常」

  • 「死にゆくものであるからこそ人間」という定義
  • 「年を取って死ねることは幸福だ」という観点もある
  • ロボットの開発によって生じる「新たな問題」
  • ロボット開発が進化した未来社会で説かれる法とは

3.「現代仏教学」の根本的な誤りとは

  • 原始仏教が解釈する「涅槃寂静」の問題点
  • 釈迦の最初の悟り-「苦楽中道
  • 仏教から「神秘的要素」を取り去った現代仏教学
  • 現実生活で「あの世の存在」を示し続けることが宗教の使命

4.小乗仏教の問題点

  • 「小さな乗り物」を意味する小乗仏教
  • 「仏陀再誕」を認めない小乗仏教の"智慧"とはニヒリズムか?
  • 「非難する」という意味合いを持つ「三宝帰依」
  • 組織維持のために変化を経験していった仏教教団
  • 仏陀教団に反旗を翻した提婆達多の主張とは
  • 大黒天の出現で豊かになってきた仏教教団
  • 特別食でふくよかになった晩年の仏陀
  • 別派をつくろうとした提婆達多を肯定的に捉えた中村元博士

5.タイの出家制度と戒律の問題

  • 初期の戒律を厳格に守ろうとする小乗仏教
  • 時代や国情に合わせて変化させていった大乗仏教
  • 自給自足で農業も行った中国の仏教者
  • 出家して一人前と認められるタイの男性
  • 異性との接触を禁じているタイ仏教
  • 禁欲的な出家経験の反動から犯罪行為が横行するタイ
  • 異性を罪悪視すると同性愛者が増える傾向がある
  • レイプされた比丘尼に対する釈尊の救済措置

6.「小乗」対「大乗」の戦いと結婚観の変遷

  • 戒律を破って「肉食妻帯」に踏み切った親鸞
  • キリスト教の聖職者と結婚問題
  • 戒律に縛られて「再誕の仏陀」を受け入れられないタイ仏教
  • 「八百屋お七」伝説の影響で出産が激減した「丙午」年生まれ
  • 「教団の発展」と「夫婦関係」のどちらを優先すべきか
  • 数千人の人生を背負う教団指導者としての責任
  • 「過去世が英雄」の女性が数多くいる幸福の科学
  • 教会の言うとおりにならない「結婚制度」の現実
  • 結婚前は自由で、結婚後は排他性が強い「プロテスタント」
  • 「夫が定年退職し、家にいると離婚になる」という日本
  • 厳格な仏教国でありながら「同性婚の震源地」であるタイ

7.家族観が大きく揺らいでいる現代

  • 魂的な問題を考えていない可能性が高い「最高裁の判決」
  • GHQが家制度を解体し、「親を養わない制度」ができた
  • 五人の子供を孤児院に放り込んだルソーの影響
  • 誰の子供か分からなくなるため「性のタブー」が説かれた
  • 親子とは何かを問う「赤ちゃんの取り違え事件」
  • 代理出産でも「生みの親」と「育ての親」とが争うことも

8.タイ仏教の問題点

  • 王家を維持するために必要な「複数婚」
  • 「平等」の考えにより、日本の皇室に危機が迫っている
  • 古い流儀をあくまでも守り続けるべきか
  • 「随犯随制」という柔らかい考え方をしていた仏陀
  • 社会的に有害になる考え方や習俗へのあり方
  • 宗教は「根源的な教え」の部分を押さえていくべき
  • タイには「未来型」に変えていくかどうかの判断が必要

9.「戒律」を現代にどう考えるか

  • 宗教は「時代による変遷」を受け入れるべき
  • 「殺すなかれ」には永遠の真理と言えない部分もある
  • イスラム教徒の進出に対して「武装する仏教僧侶」
  • 「悪を押しとどめ、善を推し進める」という仏教の基本
  • 比較衡量が必要な「盗むなかれ」という戒律
  • 石打ちの刑をするような「姦淫罪」には改善の余地がある
  • 現在の新宗教は「経済原理」と無縁でいられない
  • 異文化の共通点や違いの見極めは比較宗教学の大事なポイント