『幸福瞑想法』
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No.4806904236
- あなたの潜在能力を百倍にする -
(初版1987年8月10日 土屋書店)
第1章 幸福瞑想法とは
- この本は、天上界の権威者たちの霊示を用いてつづられている
- 中級の瞑想のガイダンス
- 神仏と称される方は、高級霊という意味での神仏である
- 自分のなかにある光り輝く本質を伸ばしていったとき、高級霊になれる
- 幸せを感得する能力を磨くことによって、幸福感は深まる
- 幸せな生き方をしていること自体が、ひとつの伝道でもある
- 希望の瞑想では、希望の原理が克明に説かれている
- 人間には、過去に引っ張られ、未来に引っ張られる心の方向性がある
- 過去、現在、未来を照らす瞑想は、人間を幸せにする
- 自己実現瞑想の究極の形は、イエスの人生そのものであった
- 最高の自己実現の方法を知ったとき、未熟な自分に気づく
- カントによる「頭の良くなる瞑想」
- 宇宙即我の瞑想は、大宗教指導者の瞑想である
- 宇宙即我の経験ができた人は、神の子としての自分に目覚めた人と言える
- ソクラテスは、地球を眼下に見下ろすような宇宙即我を経験している
- ほんとうの自分自身を知るためには、日常性からの脱却が必要
- 瞑想のなかで本来の自分自身を発見しなさい
第2章 禅の瞑想(初級)――道元禅師
- 禅の神髄は、釈迦の八正道のなかの正定にある
- 正見・正思・正語・正業・正命・正精進・正念の完成後、はじめて正定に入れる
- この世ならざるものの把握のために禅定がある
- 没我の世界に没入していくために、道元禅においても作法を重視している
- 私が勧める精神統一の方法――姿勢について
- 私が勧める精神統一の方法――呼吸について
- さらに高度な禅定のやり方――守護、指導霊たちを招霊し、対話をする
- 禅定の最終段階――無念無想のなかで、本来の世界へ自分の心を旅立たせる
- 本来自由自在な心を縛りつけている鎖を切るために、心を無にする
- 禅定の目的は、桃源郷への旅である
第3章 無為自然の瞑想(初級)――老子
- 無為とは、「何々せねばならぬ」という計らい心を捨てること
- 幸福とは既定されたものでなく、さまざまな人間が、さまざまな形で体現する
- 幸福の原形は、何千年前も変わらぬような、素朴な生活のなかにある
- 本来のあなた方は、無一物のなかに、無垢で素朴な心だけが輝いている
- 人間の原点、人生の原点の探求こそが、無為自然の道である
- 人間が真に目指すべき姿は、神のつくられた大自然の調和のなかにある
- 行雲流水のごとく、あるがままの豊かな自分を心に描いて生きていきなさい
- 思いのなかで、雲になり、水になり、風になって流れていきなさい
- 雲・水・風になってみたとき、執われのない本来の自己を取り戻せる
- 胃腸の病、頭痛、ノイローゼを治すのは、無為自然の瞑想である
第4章 満月瞑想(初級)――高橋信次
- 大宇宙の大調和の姿が満月に現れている
- 太陽・地球・月の三者の関連は、人間の心のあり方と非常に似ている
- 太陽は神仏・地球は肉体我・月は心
- 肉体我を通して把握する人間の心は、月のように満ち欠けする
- 肉体我に執われなければ、本来の心は、満月のように光っている
- 心のレンズを修正したとき、肉体の不調和、悩みはなくなる
- 満月瞑想とは、根源の神の光を全身に受けている自分を発見する方法
- 満月瞑想の坐り方について
- 満月瞑想の方法(1)――背景は光のパイプ。そこを通して光を受ける
- 満月瞑想の方法(2)――大宇宙神霊の光を頭から足の先まで流し入れる
- 満月瞑想の方法(3)――全身に流れ入った光を丹田に集め、心に満月を描く
- 満月を心に描けない人は、澄み切った湖のなかに映る満月を描きなさい
- 満月の心で生活したとき、心は円満になり、人間関係は良くなっていく
- 怒り、憎しみ、愚痴、嫉妬、情欲の心があるとき、満月は描けない
- 満月瞑想は、ブッダの時代から行われてきた瞑想の基礎である
第5章 止観瞑想(中級)――天台智顗大師
- 止観の「観」とは、霊的な目で人を見、世の中を見るということである
- 本来の自己を正確に捉えるために、「観」を止める方法が二つある
- 止観の方法(1)――人間と会うのを止め、人里離れたところで自分を見つめる
- 止観の方法(2)――自分自身の光り輝いた神性を見出す
- 人生とは、肉体という名の列車に魂が閉じ込められているようなものである
- 列車に乗っている自分が仮の姿であることを知るために止観が必要
- 現代人に可能な止観法(1)――この世的なものに流されない人生観を確立
- 現代人に可能な止観法(2)――極端な思いと行いを修正する
- 人間は何を思うこともでき、その心は、ものをつくり出す能力を持っている
- 天国、地獄、どこにでも通じる思いの性質を一念三千と言う
- 反省の目的――否定的な思いを、大調和を目指す肯定的な思いに変えていく
- 反省の意義――間違いの多い人間に与えられた神の慈悲
- 止観瞑想法――心の曇りを取り除き、やすらぎの生活に入る精神修行である
第6章 足ることを知る瞑想(中級)――高橋信次
- 「足ることを知る」をつきつめていくと、執着の問題にゆき着く
- 「人間は、何のために生まれてきたのか」という苦悩
- 釈迦は、「生老病死」を見て、人生には苦しみが多いという考えに達した
- 「人間の努力によって得られるものは、自分の心の持ち方だけ」との考え
- 「悩みの根元は執着である」と釈迦は看破した
- 6年間の修行の結果、難行苦行で執着は断てないことを発見する
- 村娘の弦の音を聞いたとき、「悟りは中道にある」と悟る
- 中道の道は、奥を極めれば極めるほど、まだ先がある
- 昼間はきちっと働き、毎日6時に帰る生活に、現代人の中道の悟りはある
- 「足ることを知る」――第三者の立場で自分を見ながら、8割で良しとする
- 「足ることを知る瞑想法」――自分を正しく見る見地から、心を落ち着かせる
第7章 対人関係調和の瞑想(中級)――日蓮聖人
- 悩みの根元は、他人の存在である
- 人間は悩みを持ち、それを解決せんとして生きていく存在である
- 悩みとは、人間が前へ進んでいくための摩擦抵抗である
- 悩みとは、「人生」という名の問題集の問題でもある
- 悩みは、解決する方向へと導いていったとき、ひとつの光を見出せる
- 悩みの原因――相手がわからない、自分を知ってもらえない
- 悩みの解決のためには、お互いの対話が大事である
- お互いの波長が合わず、対話ができないときのために瞑想がある
- 対人関係調和の瞑想法――心のなかで、相手と調和した肯定的な図を描く
- 心のなかで、不仲な相手と調和できたとき、現実にもその人と調和できる
- 対人関係調和の瞑想は、人間関係改善に非常に良い方法
第8章 光の瞑想(中級)――天照大神
- 光の瞑想――人びとが本来の神の子としての姿に立ち返る方法
- 人間にとって一番大切なことは、自らの悪を見つめすぎないことである
- 暗さというのは、光の欠乏にすぎない
- 各自の灯明を覆っている包みを取り除けば、光は甦る
- 過去を振り返るなかにおいて、人間を罪人であると安易に認めてはいけない
- 自らの過去を振り返り、満ち足りている自分自身を考えてみなさい
- 1歳~3歳で光っていた自分――無心に母の愛を求めていた自分
- 3歳~5歳で光っていた自分――新たな世界へと目を向けはじめた
- 5歳~7歳で光っていた自分――優れた自分にならんとする意味を持つ
- 7歳~10歳で光っていた自分――男として、女としての美の原形を追及
- 10歳~12歳で光っていた自分――自分の将来の人生を美しく描いた自分
- 12歳~15歳で光っていた自分――努力に比例した評価の存在を知る
- 15歳~18歳で光っていた自分――純朴なものへのあこがれを感じた
- 18歳~22歳で光っていた自分――学びがいろんな面で役立つことを知る
- 22歳~27歳で光っていた自分――社会人として新たな出発をする
- 27歳~30歳で光っていた自分――将来の見通しが立って、充実した
- 30歳~40歳で光っていた自分――人生の上り坂を登っていた
- 40歳以降は、安定と満足の時期を経て、神の子として戻るための準備に入る
- 人生で光っていたときの気持ちに忠実に生きていこうと決意しなさい
第9章 幸せの瞑想(中級)――天御中主神
- 瞑想とは、外なる目を閉じて、内なる目を開けることである
- 反省的瞑想――誤てるところを取り除きながら、実相の世界へ参入する
- 幸せの瞑想――人間がより良く、より幸せに発展する方法を内なる目で見る
- 幸せを感じ取る能力が増大すればするほど、人間は、光そのものに近づける
- 地獄で幸せを感じ取ることのできる霊は、ひとりもいない
- どのような人生観の色調で、自分が人生を流れて来たのかを考えなさい
- 人生を川にたとえるならば、幸せの瞬間は、湧き水のごときものである
- 人生は誕生においては、美しく、純粋無垢で、穢れのない魂である
- 幸せの方法――自らの人生のなかで、幸せな瞬間を発見する
- 不幸だと思う人は、自分の人生の幸せな瞬間をもう一度探してみなさい
- あなたの人生途上にあった、いろいろな感激の瞬間を思い出しなさい
- 感激の瞬間と瞬間とをつなぎ合わせて、幸せの空間を広げていきなさい
- 神の子として目指す方向は、幸せは大きく、不幸は小さく見ていくこと
- 人間の永遠の発展は、「我は幸福のみを見つめる」という姿勢のなかにある
- 高級霊界へ行くほど幸福感は強く、地獄の奥ほど不幸感覚が強くなる
第10章 希望の瞑想(上級)――谷口雅春
- 人間は希望という灯りを照らしながら進んでいくのが本筋である
- 人生の冬の時代に、春に向けての準備を進めておく必要がある
- 希望の原理の第1――人間は、念いで自分の人生をつくっていける存在である
- 希望の原理の第2――その念いがいかなる方法で実現するかの方法論を悟る
- 念いの性質を知り、使い切ることができたなら、念ったとおりの人生が展開
- 私の言う「希望実現の法則」は、自力でも他力でもない絶対力である
- 念いの出発点は、自分自身を素晴らしいのだと念うことである
- 法華経のなかにある長者窮子のたとえ話
- 金持ちの息子と思える人は思い、思えない人は、発展していく像を持ちなさい
- 自分自身が宝を持っていることを知らない人のたとえ話
- 病気がちで、貧乏で、失敗ばかりしている人は、神の子の本来の姿を忘れている
- 才能と成功を受け入れられるような自分を瞑想で描き、その実現を願う
第11章 自己実現瞑想(上級)――イエス・キリスト
- 我が瞑想を信じ、使用する者は、我が成した以上の業を成すであろう
- 自己実現の第一歩は、神に対する信仰からはじまっていく
- 神を愛するとは、自らの思いと行いを、常に神の心に照らして見ること
- 神の心を離れた自己実現はありえない
- 自己実現で寛容な第1――「神よ、御心ならば、私の願いをかなえ給え」の気持ち
- 自己実現で寛容な第2――「実現の時期は、御心のままになさしめ給え」の気持ち
- 自分が何の花であるのかを知らぬ人間は、花咲く時期を神に委ねなさい
- 人間の心は、念ったことを実現する力を持っておる
- この世で成功するためには、多くの人びとを動かしていかねばならない
- 自己実現の秘訣(1)――周りの人びとが幸せになるような願いであること
- 自己実現の秘訣(2)――以前より人格が向上するような願いであること
- 最高の自己実現は、神の僕として、最高度に自分を発揮できること
第12章 頭の良くなる瞑想(上級)――イマニエル・カント
- 頭がよいということには、知性・理性・悟性の3種類の働きがある
- 感性は動物的な感覚の延長で、人間的頭の良さというものから除外される
- 頭をよくする方法の第1――情報処理能力を高めて知性を磨く
- 訓練によって発達する知性の約6割が先天性、約4割が後天性
- 知性を磨く瞑想――連想ゲームのように、いろんな図柄を心に思い浮かべる
- 頭をよくする方法の第2――考えを組み立てる能力を高めて、理性を磨く
- 理性を磨く瞑想――ひとつの題についての物語を瞑想のなかで創作する
- 頭をよくする方法の第3――自分の心を見つめ、高級霊と交流し、悟性を磨く
- 悟性を磨く瞑想――自分の守護霊と心のなかで対話する
第13章 宇宙即我の瞑想(上級)
- 宇宙即我の瞑想は、仏陀の瞑想である
- 仏陀の宇宙即我の悟りの内容(1)――本来の自分は、肉体を超えた大きな存在だ
- 仏陀の宇宙即我の悟りの内容(2)――霊体が大きくなり、地球を眼下に見下ろす
- 仏陀の宇宙即我の悟りの内容(3)――仏陀の霊体は、星々、太陽をも眼下に見下ろす
- 仏陀の宇宙即我の悟りの内容(4)――仏陀の意識は、全宇宙と一体となる
- 仏陀の宇宙即我の悟りの内容(5)――「宇宙即我を悟るため」との神の声を聞く
- 宇宙即我を悟った仏陀には、自らの力で人びとを救いたい執着が残っていた
- 宇宙大にまで広がった仏陀の体が、次第に小さくなって、もとの肉体に戻る
- 肉体に戻った仏陀は、まず5人のクシャトリヤたちを悟らしめようと考える
- 仏陀となるには、人間として生きていく上での執着を取り除くことだ
- 正しき心の探求のための方法(1)――正しく見る・正しく語る
- 正しき心の探求のための方法(2)――正しく思う・正しく生活する
- 正しき心の探求のための方法(3)――正しく仕事をする・正しく道に精進する
- 正しき心の探求のための方法(4)――正しく念う・正しく定に入る
- 自分の心の正しいあり方を探求してはじめて、瞑想が生きてくる