自力と他力

Wed, 01 Apr 2015 21:02:56 JST (3322d)
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- 『大悟の法』講義(1) -
 
2002年7月16日、 総合本部、 『悟りと救い』 第1部

1.自力門と他力門

  1. 自力と他力」は『大悟の法』の全体を貫くテーマ
  2. 自力門は「難行道」、他力門は「易行道」

2.仏教教団における修行

  1. 釈尊の時代の仏教は自力門
  2. 苦行を捨てて中道に入った釈尊
  3. 仏教の修行スタイルの変遷

3.念仏宗と禅宗

  1. アングリマーラは「悪人正機」の実例
  2. 釈尊は「阿弥陀仏に祈れば救われる」とは説いていない
  3. 釈尊は「只管打坐」ではなかった

4.空の思想の問題点

  1. 大乗仏教の特徴--「信」と「空」
  2. 空の教えは虚無主義になることがある
  3. プロセスを無視すると修行は成り立たない

5.神秀と慧能

  1. 五祖弘忍が行った悟りの試験
  2. オーソドックスな内容の神秀の偈
  3. 神秀の偈を批判した慧能の偈
  4. 衣鉢を継ぎ、六祖となった慧能
  5. 慧能は釈尊の教えまで吹き飛ばした
  6. 禅の悟りは普遍の原理ではない
  7. 難行道を易行道にした頓悟禅