法哲学入門

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- 法の根源にあるもの -
 
2013年11月2日、 総合本部、 『法哲学入門』

1.「法哲学」を語れない現代日本の状況

  • 法哲学を仏法真理の観点から見れば、「はるかに届いていない」
  • 「利息制限法の話」が延々と続く、法哲学の教科書もある

2.「哲学とは何かに対する奇き抜ばつな答え

  • 大学の教養学部で受けた「哲学の授業」の実態
  • 「哲学とは何か」という問題に『無門関』で答えを書く
  • 「酒場の文学談義」のような哲学の授業
  • 仏教の神髄が説かれた公案「乾屎橛」

3.「閉じられた世界」と「開かれた世界」

  • 教養学部時代に参加した、「ヘーゲルの政治哲学」のゼミ
  • 碧海純一教授への答案に書いた「ある言葉」
  • 「エルの話」と「アトランティス」に言及したプラトン
  • 「あの世」の世界を否定して、哲学を構築したカール・ポパー
  • 記号や数字をいじる、20世紀以降の哲学者たち
  • 死後のことが分からない「朝日・岩波系の言論人」

4.「法哲学」の奥にあるもの

  • 法律を制定するに当たって必要なこと
  • プラトンは「映画の原理」を知っていた?
  • 「洞窟の比喩」が意味するもの

5.ヘーゲルとカントを分けたもの

  • ”神の衣の裾”を、かっちりと握っていたヘーゲル
  • 晩年、大著を続々と刊行した”孤独な老人”カント
  • カントは「神」を「理性」に置き換えようとした
  • フランス革命やロシア革命へのカントの影響
  • カントの学問の対象から外されたスウェーデンボルグ

6.あの世を否定した近代哲学の流れ

  • 学問的対象にはなりにくい民話・伝承
  • 「二分法」を自分たちに都合よく解釈していった現代の哲学者

7.生命を超えたものに殉ずる心

  • 戦後に失われていった日本人の信仰心
  • 「硫黄島の戦い」で日本軍が見せた強さ
  • 「魂の永続性」を信じるがゆえに高い戦意を見せた日本の英雄
  • 「戦いの正邪の判断」に迫られたアメリカの南北戦争
  • 戦死者が出ても「神の正義」の下に戦うことを選んだリンカン

8.民主主義と戦争の関係

  • 「戦後日本の民主主義」と「欧米の民主主義」の違い
  • 全体主義と軍国主義が同じとはいいがたい -古代ローマの例
  • 戦争によって民主主義が広がった -ギリシャの例
  • 戦争における民主主義の長所と短所 -ローマ対カルタゴの例

9.「日本はファシズム国家だった」という“刷り込み”

  • 第二次大戦を「ファシズム対民主主義の戦い」と言うアメリカ
  • アメリカ留学後、初代の教えとは正反対になった生長の家3代目
  • 「戦争学」「平和構築学」にいて政体の違いは大きな問題ではない

10.ハンナ・アーレントと「アイヒマン裁判」

  • 映画「ハンナ・アーレント」から見る「悪の凡庸さ」
  • 哲学の目から見た「悪」を提示し続けたハンナ・アーレント

11.ヘーゲルとマルクスの「人間性」

  • 国家主義的な特徴が挙げられる「ヘーゲル哲学」
  • ヘーゲル哲学を逆転させ、「唯物論の哲学」をつくったマルクス
  • 人間として「完成された人生」を送ったヘーゲル

12.「マルクス主義」と「全体主義」

  • 「貧困の哲学」をつくり上げたマルクス主義の問題点
  • 全体主義かどうかの判断は「粛清」が存在するかどうか
  • 「イスラム法」の慣習を打ち破らないと西洋化ができない
  • 「知る権利」に極端な制約がある国家は全体主義になりやすい
  • 侵略国家を目の前にして「一国平和主義」だけでは済まない

13.「平和構築」へのリアリズム

  • 「法治主義」「民主主義」は必ずしも平和を保障するものではない
  • 「アーリア民族がアトランティス種」というヒットラーの解釈
  • エドガー・ケイシーのリーディングで起きた「真理の戦い」
  • 「仏教思想」を入れて国を進化させた聖徳太子
  • 過去、何度も世界的なピークを迎えている日本

14.「全体主義」を防ぐアーレント、ドラッカーの思想

  • 「殺すなかれ」と「イスラエルの過激さ」の矛盾
  • 時代が変化するなか、人々の幸福を図る方向で教えを説く
  • 「古代ギリシャの民主政」を原型にしたハンナ・アーレント
  • 「大企業が全体主義への防波堤になる」と考えたドラッカー

15.未来を拓ひらく幸福の科学の「法哲学」とは

  • 「宗教の違い」による争いをどう考えるか
  • こだわるべきではないものには「寛容さ」を
  • 宗教が繁栄することは「民主主義的な繁栄」にもつながる
  • 仏教の理想にも見える「憲法9条」が持つ現実的な問題点
  • 法制度の”自動調整装置”となる宗教的思想