日蓮を語る

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- 『黄金の法』講義(5) -
 
2002年11月26日、 総合本部、 『日蓮を語る』

1.日蓮は意外に「理論派」で「学者」だった

  • 鎌倉仏教の”最終ランナー”として登場した日蓮
  • 学問的に驚愕を究めた日蓮の修行時代
  • 帰山後の清澄寺で行われた日蓮の初説法
  • 迫害も覚悟の上で説法に臨んだ日蓮

2.「念仏無間」の真意――釈尊をないがしろにしている

  • なぜ、日蓮が念仏系の仏教を批判したのか
  • 理論的な論拠から、「仏教が滅びる」という焦りを抱いた日蓮

3.「禅天魔」の真意――お経をないがしろにしている

  • 「拈華微笑」に始まる「教外別伝」「不立文字」
  • 「教外別伝・不立文字」「座禅」は仏教の本質ではない

4.「真言亡国」の真意――密教は釈尊の真説ではない

  • 「密教」の道場と化していた「比叡山」
  • 深い勉強の結果、「大日如来信仰」を批判した日蓮
  • 「護摩焚きを中心とする密教」は仏教として異端だった

5.「律国賊」の真意――名誉心にとらわれた偽善者だ

6.『法華経』の優れた点(1)――みんなが仏になれる教え

  • 『法華経』は「原点主義」だった日蓮が立ち返ったお経
  • 天台智顗の説く「一念三千」を通して、『法華経』こそ「万人を悟りに導く教え」と考えた日蓮
  • 「民主主義運動」に近い考え方を持っている『法華経』

7.『法華経』の優れた点(2)――この世そのものを変えていく

  • 「あの世に救いを求める念仏宗」の”嘘”とは
  • 日蓮が目指したのは「悟りに基づく仏国土ユートピア」
  • 為政者の「隠れ蓑」に使われる恐れがある念仏宗の思想
  • 「『法華経』は釈尊の直説・金口である」と信じていた日蓮

8.『法華経』の優れた点(3)――「久遠実成の仏陀」の登場

  • 「転生輪廻の思想」と「未来成仏(授記)」が強く出ている『法華経』
  • 「地涌の菩薩のリーダーの生れ変わり」と確信していた日蓮
  • 「人間・釈迦」から「久遠実成の仏陀」宣言への移行
  • 「釈尊」と「地涌の菩薩」との関係が理解できなかった弟子たち
  • 『法華経』によって釈尊誕生以前にまで伸びた「救いの手」

9.『立正安国論』を著し、法難が続く

  • 執権・北条時頼に『立正安国論』を提出する
  • 焼き討ちに遭った「松葉ヶ谷の法難」
  • 迫害を受けることを「上行菩薩の証明」と喜んだ日蓮
  • 幕府に「伊豆流罪」にされるも再び助かる

10.「竜ノ口の法難」での不思議な現象

  • 傷を負いながらも奇跡的に助かった「小松原の法難」
  • 為政者側にとって不都合な存在である「他宗排撃の強い宗教」
  • 平頼綱の陰謀によっておこる「竜ノ口の法難」
  • 八幡宮にて”パフォーマンス”を行った日蓮
  • 真夜中に行われようとした日蓮の処刑に集まった大勢の顧客
  • 突然、江の島のほうから鞠のように飛んできた「光り物」
  • 竜の口の「光り物」の正体は、UFO、流星、それとも球電現象?
  • 庭の梅の枝に「明星のような光り物」がかかった奇跡
  • 偶然とは思えない神秘現象によって命を救われた日蓮
  • 「蒙古襲来」の予言が的中しても、諫言を受け入れられなかった日蓮

11.日蓮は「イエスと似た性格の人」だった

  • 激しさの一方で、人情が細かく女性に優しい人だった日蓮
  • この世を超えた霊的な人だった日蓮とイエス
  • 教団初期の激しさを「後世の大教団」が真似ることで生じる問題
  • 現代の日蓮系教団に求められる自重の精神