心眼を開く(1)
Fri, 23 Oct 2020 21:12:34 JST (1290d)
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2020年7月7日、 特別説法堂
『心眼を開く』 第1章
1.2700書発刊を通して感じてきた手応え
- 30歳の誕生日に会社に辞表を出し、出家する
- 教えの内容がよければ、人は感動してくれる
2.将来の自分を模索し、努力を続けた大学時代
- 東大2年のとき、2週間で書いた「H・アレントの『価値世界』について」
- 自分がやりたい研究テーマを指導する教官が見つからなかった
- 「存在」や「時間」等について考える「思想的な世界」への憧れ
- 「世に思想を問いたい、大勢の前で講演をしたい」という念い
3.「人類普遍の思想」を目指して、仕事と勉強に励む
- 人の10倍仕事をすると見られながら、志を持ち勉強を続けた商社時代
- 商社時代に身につけた、「即断即決」と「同時多発型」の処理
4.「政治活動の自由」について考察する
- 「全体主義」と戦うだけの政治思想を持つ必要がある
- アレンとの言う「政治的活動の自由」が奪われている香港
- 法律は自由のためにあり、最小限であるべき
- 現実の世界において「正しさ」を認識するのは難しいこと
5.経済的格差の問題について正しく見る
- 経済的な「差」に対して、「嫉妬の原理」が働く
- 当時の社会の歪みを反映したマルクス的「共産主義」
- 「新福祉国家主義」が、アメリカや日本でも強くなってきている
- 税率の"さじ加減"を誤ると、かえって税収が減る
- 「格差是正」や「嫉妬心が集まること」は本当に正義なのか
- 20歳前後のころに大きなテーマであった「嫉妬心の克服」
- 今、振り返れば「成功のプロセス」なども大事であると分かった
- 私は、「資本家」と「貧しい人」の両方の立場を理解している
- 「個人の正しさ」と「文明が栄える仕組み」という二つの視点を持つ
6.日々の精進で心眼を開く努力を
- 「心眼を開く」には、精神性だけでは済まないところもある
- 自分や他人の見方を正し、日々の精進を重ねる