仏教的幸福論
Sat, 19 Mar 2022 22:20:14 JST (771d)
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- 施論・戒論・生天論言 -
(Teachings on Offering, Precepts and Returning to Heaven)
2014年8月20日、 教祖殿・大悟館、 『仏教的幸福論』
1.仏陀自身が限りなく「幸福」を求めていた
- 幸福の科学の教義の中心に宿された仏教的精神
- 世界の実相を「苦」と捉え、「真理」と置き換えた仏陀の真意
- 「この世は苦」であるのに、なぜ世界の人口は増えているのか
- 盲目の弟子のために針に糸を通して功徳を積んだ仏陀
2.仏陀が説いていた「幸福」の意味とは
- 「この世で功徳を積み、来世、天界で幸福になる」という思想
- 痩せこけた成道前と、晩年のふっくらとした仏陀の違い
- 豪華な食事で仏陀と弟子をもてなした遊女アンバパーリー
- 「この世を去って、あの世に生まれる」という考え方
3.次第説法(1)――施論
- 初心者への定番説法だった「次第説法」
- 貨幣経済のなかで「施論」をどう考えるか
- 「施論」が在家信者の善行の第一に挙げられる理由
- 「布施の心」を妨げている「人の眼を恥ずかしがる心」
- 「功徳のありがたさ」を醸し出している神社仏閣
- 「副業」によってお寺を維持している現状
- 「寺の整理」が行われる時代がいずれ来る
- 托鉢が「一日に一回」になるきっかけとなった出来事
- 「経済的な自立」が難しかった仏教教団
4.次第説法(2)――戒論
- 師匠の策略によって殺人鬼となったアングリマーラ
- ”満行”目前のアングリマーラの前に現れた仏陀
- 「仏法は王法を超える」という故事
- 仏陀はアングリマーラの修行のために””忍耐の法を説いた
- 悪行を働いた人でも、「戒律」を守って修行すれば天界へ還れる
- 仏教教団の戒律は”学校の校則〝のようなもの
- 在家用の「五戒」は緩やかな戒律
- 「不殺生」-「殺すなかれ」の意味するもの
- 仏陀が説いた「人を殺してはいけない」理由
- 「仏陀への最後の布施」に関する諸説
- 仏陀入滅前後の弟子たち
- 「不偸盗」-盗んではいけないものの範囲とは
- 「不邪淫」-結婚制度や家族制度を守るための戒
- 時代が変わり比較衡量が必要なイスラム教の法律
- 欧米キリスト教圏における結婚の不可思議さ
- 転生の真実から見た「キリスト教の男女間」における問題
- 男女平等の流れのなかで、新たに出てきた課題
- 現代では新たな考察求められる「邪淫戒」
- 「不飲酒」-「酒を飲むなかれ」の解釈
- 「仏陀教団」には、なぜ「不飲酒」があったのか
- 現代にも生きている、「不飲酒」の考え方
- 国によっては「恐ろしい面」がある「麻薬」
- 知らないと危ない、「イスラム教兼」の文化の違い
- 「不妄語」-「正直であれ」の実践の難しさ
5.次第説法(3)――生天論
- 仏教において非常に簡易に説かれた「幸福になれる道」
- カントが「あの世は、あるはずだ」と考えた理由
6.世界宗教に共通する「来世まで続く幸福論」
- この世で正しい生き方をすることが、来世の幸福につながる
- 過てる仏教学者による『仏教への侮辱』を破ず
- 「次第説法」から「四諦・八正道」へ続く仏陀の教え方のスタイル