ソクラテスの幸福論

Mon, 28 Feb 2022 20:52:13 JST (793d)
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- ソクラテスの霊言 -
2012年2月16日、 総合本部
『ソクラテスの幸福論』

1.哲学者ソクラテスに「幸福論」を問う

  • 今後いろいろな「聖賢の幸福論」を収録し、探求していきたい
  • 哲学には「知識を愛する」という考え方が強い
  • 「神霊(ダイモン)の声が聞こえていたソクラテス
  • ソクラテスは「石工の父」と「産婆の母」のもとに生まれた
  • 「デルフォイの神託」の意味を探求し、「無知の知」を自覚する
  • 時事的な問題を批評する「週刊誌的人間」だったソクラテス
  • ソクラテスは自らを「虻」と称した
  • アテネの陪審員制裁判で有罪となり、死刑判決を受ける
  • ソクラテスには妻が二人いた?
  • 牢から脱出できたのに、脱出しなかった理由とは
  • 「ソクラテスの対話編」を数多く遺したプラトン
  • 哲学の祖、ソクラテスを招霊する

2.ソクラテスは「幸福論」を語れるか

  • 「幸福とは何か」を知るには、ソクラテスは”ミスキャスト”?
  • 「哲学は40歳以降で」という見解への感想
  • 哲学者は「役に立たないこと」を誇りとしている
  • 日本人はディベートが下手で、国際的に損をしている
  • ソクラテスの守護神は「牢から逃げろ」とは言わなかった
  • 「ナンバーワンの智者」という神託に悩んだソクラテス

3.「よく生きること」の意味

  • ソクラテスは”不完全燃焼”だったので名が遺った?
  • 「いかがわしい」と週刊誌的に疑われたソクラテス
  • 「よく生きる」とは、自分が「正しい」と思うことを曲げないこと
  • 釈尊の出家」に関し、あえて詭弁を述べるソクラテス
  • 幸福の科学が「時代を超えて遺る」には
  • 真理は常に「狂人」「奇人」「変人」の側にある
  • 「知を愛する」とは、「考える」ということ

4.「哲学」と「霊的な真実」との関係

  • 西洋哲学史を勉強した人は、かわいそうな人?
  • ソクラテスがストレートに「信仰」を語らなかった理由
  • アリストテレス以降、哲学から「霊的なもの」が落ちた
  • 「魂の健康」を求めることが哲学であり、徳の実現である
  • アテネ市民は「アテネの良心」を死刑にしてしまった
  • 「真実を発見する人は一人」の場合もある
  • 宗教や哲学では「実験科学的な確認」ができない
  • 人間は「不完全なもの」を求めやすいが、現実は実に不完全なもの
  • 「価値中立」の立場の学問には、真理を探究する気がない
  • 「霊はない」と証明するには膨大な作業が要る
  • 「この世の価値観」と「あの世の価値観」は、よく逆転している
  • 牢から逃げていたら、ソクラテスの名は遺ったか

5.「信仰と学問の両立」に向けて

  • 学問には、「あらゆる角度から探求していく態度」が要る
  • 「思想の自由市場」が抱える問題点
  • 「真理の側に立つ人」が必ずしも多数ではない
  • 文系の学問の主眼は「善悪を分けること」
  • 「人間の幸福とは何か」を想定しつつ、研究していく

6.ドイツ観念論哲学とその後

  • 「現代の哲学科」の実情を聞き、”鳥肌”が立つように感じたソクラテス
  • ドイツ観念論哲学は「人間が神になろうとする思想」
  • ヘーゲル哲学を”飯を食う哲学”に換えようとしたマルクス
  • 今は「すべてを包摂するもの」を必要としている
  • 人間幸福学部が「新しい哲学」を生むかもしれない
  • ”東洋のギリシャ”としての日本
  • 「ヘルメス」と「バアル」の違いは、どこにあるか
  • ここから新しい哲学が始まっていく

7.ソクラテスの転生

  • エマソンに転生していたのは「ソクラテスの対話相手」
  • 恵果和尚は空海のなかに「プラトン的なるもの」を見た
  • 「よく死ぬこと」を考えれば、「よく生きること」につながる

8.「ソクラテスの幸福論」の収録を終えて

  • 「異質なもののぶつかり合い」によって、真理が明らかにされる
  • 「地獄霊の研究」もする幸福の科学
  • 哲学は「魂の健康学」「魂の幸福学」