「国際教養概論」講義
Tue, 10 Feb 2015 08:16:07 JST (3372d)
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2014年12月18日、 総合本部、 『「国際教養概論」講義』
1.「国際教養」の定義ができない日本の大学教育
- 意外にもなかった、「国際教養」という名前の付いたテキスト
- 国際教養は定義ができない「おでん」のようなもの?
- 国際教養について大まかに言われている「三つのこと」
- 「専門性のある学問」を英語で講義するのは、なかなか難しい
- 外国使用になった日本食のように、限界を感じた「日本史」講義
- 国際教養大学の必読書は新渡戸稲造の『武士道』
- 『武士道』に見る、「日本的な考え方」を発信することの難しさ
2.日本語の「訛り」が英会話に与える影響
- 秋田弁の”利点”についての独自の見解
- 「秋田弁はフランス語のようだ」という意見には異論がある
- ”関西弁の英語”を話す、竹村健一のエピソード
3.国際教養を身につけるための英語学習法
- 『黒帯英語』に入れられない英語のスラング
- 一流の俳優にスラングをしゃべらせるハリウッド映画
- 日本語にうまく訳せない映画のタイトル
- 映画を観て”立体的”に覚える英語学習
- 一日3時間英語学習をすれば、会話レベルはキープできる
- 日本人は日本語で勉強できる範囲が広い
- 日本語の能力が高い人は、英語学習の速度の遅さに耐えられない
- 重要な情報を得るための英字新聞の読み方とは
4.国際的に通用する「教養」の高め方
- あまり偉くない無名のうちに海外経験を積むとよい
- 英語だけではなく、「教養」や「専門知識」の勉強も必要
- まずは、中央紙の一紙を読み解く努力を
- 新聞は、繰り返し読み続けることで意味が分かってくる
- 活字の弱点を補う「テレビの力」とは
- 「隠れた勉強」に驚かされた、アメリカでの体験
- 重厚な小説を読んで、国際教養人になるための「中身」をつくる
5.外国語学習の意外な落とし穴
- 短期留学先の授業が始まる前に英語セミナーを行った三男
- 留学生を「英検準一級レベルまで」と見ているカリフォルニア大学
- 「英語だからレベルが上」というわけではない
- 学力のレベルに合わせて取り組むべき「専門的な内容の勉強」
6.第二外国語習得の難しさ
- 第二外国語以降の言語を勉強する際の注意点
- 仕事で要求されるレベルの語学力を身につけることの難しさ
- 高卒でも六か国語を学んでウガンダ大使になった人もいる
- 高校時代に覚えた小説の一節を、ドイツ語で暗唱して見せた上司
7.知っておきたい外国語学習のポイント
- 外国語学習の本質は「見切り」だと知ることが大事
- まず、「世界共通語」としての英語を実務で使えるレベルまで上げる
- TOEICと英検ではどちらが難しいか
- 私の作った教材で成績アップ者が続出
8.「国際人の条件」について
- 国際人の条件(1)-「英語」で世界に情報発信ができる
- 国際人の条件(2)-世界の中心的な国の文化や宗教、政治について知っている
- 国際人の条件(3)-「日本について語れる内容」を持っている
9.「グローバリズム」とは何か
- グローバル人材について”口頭試問”をした大学審議会
- 「グローバリズム」を中国語に言い換えただけの「全球主義」
- 「受け身の国際化」と「能動的なグローバリズム」という説
- 日本の大学は海外の大学に比べて後れているのか
- 日本経済を弱らせた「グローバルスタンダード」という考え方
- リーマン・ショックで明らかになった「日米の逆転」
- 「二大政党制」は必ずしも進んでいるシステムとは言えない
- 世界に向かっている中国に留学しない理由