青春の日のハンナ・アレント
Fri, 10 Jul 2020 21:17:34 JST (1394d)
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2019年4月10日、 特別説法堂
『大川隆法 思想の源流』 第1章(、第3章)
第1章 青春の日のハンナ・アレント
1.幸福の科学の思想の源流の一つ、ハンナ・アレント
- 大学時代に書いた論文「H・アレントの『価値世界』について」
- 東大法学部の篠原ゼミに参加するために書いた論文
- 当時、日本にはアレントに関する参考文献はなかった
- 東西冷戦下でアレントの思想に関心を持つ
- 「1970年安保」では東大でも学生運動が激化
2.ハンナ・アレントの生涯と思想
- 哲学者のハイデガーやヤスパースらに師事したアレント|
- アレントが書いた博士論文「アウグスチヌスにおける愛の概念」
- 幸福の科学の基本三部作にもつながっている
- 論文「H・アレントの『価値世界』について」
- アレント研究には哲学や歴史の幅広い知識が必要
- 「市民参加」や「連合政権」を打ち出していた篠原一教授
- 「垂直権力」と「水平権力」をどう考えるか
- 論争を呼んだ「アイヒマン裁判」への見解
3.人間の四つの行為――「観照」「活動」「仕事」「労働」
- 21歳の私は、すでに「観照的生活」の意味が分かっていた
- 人間は、政治的な「活動」のなかに「不死性」を求めている
- 「不死性を求める活動」は東洋にもある
- 「観照的生活」が生み出す社会的価値とは
- 「仕事(ワーク)」と「労働(レイバー)」を分ける基準とは
- マルキシズムを"ぶった斬った"アレントの功績
4.革命の本質とハンナ・アレントの問題提起
- 「暴力」と「権力」は対立すると考えたアレント
- アレントの考える「革命」は「自由の創設」
- 「中国の革命」の本質を見抜けなかった日本のマスコミ
- アレントの理想だった「古代ギリシャのポリス」とは
- アレントの「価値世界」を表す3つの座標軸
- 「人間だけが不死性を求める」という言葉の真意
5.「全体主義の起源」の分析と「自由の創設」の思想
- 「全体主義を食い止める思想」を発信していたアレント
- 「企業が全体主義の抑止力になる」と考えたドラッカ-
- 戦後の日本に必要な「善悪」を見極める目
- タイの「王制」をアレントの思想で分析する
- 「自分で道を拓く」方向に進んだ私の歩み
第3章 特別収録 H・アレントの『価値世界』について
- 価値世界の構造
- 人間把握
- 空間把握
- 歴史把握