貧しさと豊さについて
Mon, 19 Dec 2022 11:57:34 JST (498d)
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2019年11月8日、 特別説法堂
1.貧富には人生における人間教育の一面がある*1
- 現代でも根強く残るマルクス主義的思考
- 現実のマルクス主義国では貴族階級ができている
- 経済学の問題は人間の教育の一面を持っている
- 無神論の考えだと血も涙もない経営も可能
- 貧困と豊かさの問題は偏見や差別の問題とリンクしている
2.教育で貧富の格差が生まれるわけではない*2
- 大学の授業では経済や経営のことは分からなかった
- 仕事をして初めて経済のことが分かる
- HSUで経営成功学部をつくった意味
- 教育はあくまでもきっかけや動機
3.教育格差をなくそうとすると無理が出る*3
- 家庭の経済力による教育の格差は昔からある
- 昔は田舎で駿台模試を受けることはできなかった
- 私の中学時代には、高校に行けない子もいた
- 機会均等や公平性を維持しようとすると無理が出る
4.映画「ジョーカー」から考える貧しさと悪の関係*4
- まったく共感できなかった映画「ジョーカー」
- ジョーカーに大勢の人を殺す正当性はない
- 今は理不尽な社会制度を糾弾するものが受ける
- ほかの人がまねしてはいけないことはするべきではない
- 自分の行動を神仏は肯定されるかどうか
5.環境のせいにせずどう生き抜くかが大切*5
- 試験に受かったからといって必ずしも成功するとは限らない
- どの道を選んでも峠や川を越えていかねばならない
- 同じ環境でも人は変わる
- 恵まれた環境にあるなら社会にお返しをしていくべき
- 多くの人の恩を感じて勉強した人ほど本物になっていく
6.正当に世の中の役に立って豊かになろう*6
- エリートならより多くの責任やリスクを引き受けるべき
- 学者や役人は難しい話を分かりやすく言う努力が必要
- 本心はエリーティズムだった丸山眞男
- 政府は、消費税を上げたのに経済が成長してない理由を説明すべき
- MMT理論は"滅びへの道"
- 人のせい、環境のせいにせず、まず自分自身を変えること
- 豊かになっても、良心や、悪と戦う心を失ってはならない