貧しさと豊さについて

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2019年11月8日、 特別説法堂

1.貧富には人生における人間教育の一面がある*1

  • 現代でも根強く残るマルクス主義的思考
  • 現実のマルクス主義国では貴族階級ができている
  • 経済学の問題は人間の教育の一面を持っている
  • 無神論の考えだと血も涙もない経営も可能
  • 貧困と豊かさの問題は偏見や差別の問題とリンクしている

2.教育で貧富の格差が生まれるわけではない*2

  • 大学の授業では経済や経営のことは分からなかった
  • 仕事をして初めて経済のことが分かる
  • HSUで経営成功学部をつくった意味
  • 教育はあくまでもきっかけや動機

3.教育格差をなくそうとすると無理が出る*3

  • 家庭の経済力による教育の格差は昔からある
  • 昔は田舎で駿台模試を受けることはできなかった
  • 私の中学時代には、高校に行けない子もいた
  • 機会均等や公平性を維持しようとすると無理が出る

4.映画「ジョーカー」から考える貧しさと悪の関係*4

  • まったく共感できなかった映画「ジョーカー」
  • ジョーカーに大勢の人を殺す正当性はない
  • 今は理不尽な社会制度を糾弾するものが受ける
  • ほかの人がまねしてはいけないことはするべきではない
  • 自分の行動を神仏は肯定されるかどうか

5.環境のせいにせずどう生き抜くかが大切*5

  • 試験に受かったからといって必ずしも成功するとは限らない
  • どの道を選んでも峠や川を越えていかねばならない
  • 同じ環境でも人は変わる
  • 恵まれた環境にあるなら社会にお返しをしていくべき
  • 多くの人の恩を感じて勉強した人ほど本物になっていく

6.正当に世の中の役に立って豊かになろう*6

  • エリートならより多くの責任やリスクを引き受けるべき
  • 学者や役人は難しい話を分かりやすく言う努力が必要
  • 本心はエリーティズムだった丸山眞男
  • 政府は、消費税を上げたのに経済が成長してない理由を説明すべき
  • MMT理論は"滅びへの道"
  • 人のせい、環境のせいにせず、まず自分自身を変えること
  • 豊かになっても、良心や、悪と戦う心を失ってはならない