財務的思考とは何か
Tue, 24 Mar 2015 21:25:26 JST (3323d)
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- 経営参謀としての財務の実践論 -
2014年7月4日、 総合本部、 『財務的思考とは何か』 第1章
1.「財務的概念」とは何か
- 実践経営学から「財務的な考え方」を語る
- トップに必要な「財務的思考」
- 「財務」と「経理」を分けるもの
- 「黒字倒産」が起きる理由
- 「資金ショート」を起こさないことが大事
- 資産の価値を額面だけで判断してはいけない
- 財務は人体にたとえると「血液の循環」に相当する
2.「財務の仕事」とは何か
- 会社の発展段階における「経理部門」の役割
- 銀行との交渉は「財務」の仕事
- 財務部門が「資金計画」をつくる
- 人事、総務、秘書等の「管理部門」
- 財務は「守りのなかの攻め」--資金繰りと資金運用
- 技術系・営業系の社長に多い欠点
- 時代を予見する「戦略的な財務思考」
- 「ブーム」を見切るのも財務の仕事
3.「松下 VS. 中内」に見る財務的思考
- 「ディスカウント vs. 適正利潤」の戦いに見る経営の違い
- 「不動産業」に手を出さなかった松下幸之助氏
- 「ディスカウント路線」と「適正利潤」の限界
4.「財務的センス」とは何か
- 「投資」と「経費」の区別を見極める「財務的センス」
- 一定の規模を超えたら「財務マン」が必要
- 自分の力でない部分の影響による「運用」の難しさ
- 財務的思考から戦時の「消費」と「リスク」を分析する
5.「無借金経営」と自助努力の経済
- 無借金経営ができるのは百社に一社もない
- 「自己資本」をつくる性格が銀行の信用を得る
- ケインズ経済学は「不況脱出法」
- ケインズ経済学に見られる「罠」と「麻薬」
- ハイエク流「小さな政府」と資本主義精神
6.会社を潰さないための「財務の仕事」
- トップが「奢侈」に走ると会社が潰れる
- 「交際費」や「有給財産」など、削れるものは削り、借金を減らす
- 借金を「返させない」ようにする銀行との交渉
- 「歩積み・両建て」とは何か
- 借金の「長期と短期」の金利比率のバランス
- 「財政再建型」になった場合は、「直間比率」を見直す
7.「財務的思考」の厳しさ
- 財務的判断は「鬼手仏心」の心得で臨む
- ときには「トップ」に対して意見を言う必要もある
- 企業人にとって、赤字は「罪悪」である
- 財務の基本は、「入るを量って、出ずるを制す」