荘子の人生論

Sat, 21 Mar 2015 20:48:31 JST (3325d)
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- 荘子の霊言 -
 
2014年10月21日、 教組殿・大悟館、 『荘子の人生論』

武田亮竹内久顕、石丸真望

1.孔子、老子に次いで、荘子に人生万般にわたる教えを訊く

  • 古代中国の思想家・孔子、老子に続いて荘子を招霊する
  • 老荘思想は仏教・儒教とどう違うか
  • 老荘思想と神仙・呪術系統とのかかわりはあるのか
  • 荘子を招霊し、現代人にとっての心の糧、指針について訊ねる

2.荘子が説いた「教え」について訊く

  • 「中国思想」について冒頭から否定的な発言をする荘子
  • 老子は「実体のない人間」であり”霞”
  • 道教に「霊界思想」「霊界事情」などは何もない!?
  • 「『道』を説いた老子は堕落している」?
  • 「自分が説いたものなどない」と否定する荘子
  • 「老荘」は80歳以降に必要な「最悪の思想」
  • 荘子が説いたのは「物事を逆説的に見ること」の大切さ
  • 道教の「太極図」が示す「悟り」とは
  • 「くだらない『無用の用』より”無用の無用”がいい」
  • 人生は本来「直線」ではなく「曲線」
  • 「遊」の思想は凡人には分からない高尚なもの
  • 「人生の幸福」に気づくには”空を飛んでみる”とよい?
  • 出来の悪い男を間引けば「女性の時代」が来る?

3.荘子の「現在の考え」や「地上へのかかわり」について

  • 夢を「現実」、現実を「夢」と思うことで少しは幸福になれる
  • 「道端に転がっている神様には、別に関心がない」
  • 霊界の荘子には「天上界のどこに心を向けるか」など無関係
  • 中国人には「神」と「犬」の違いは分からない?
  • 中国の思想家は「元祖・個人主義」なのか
  • 今の中国については「関心がない」と語る荘子
  • 若手の質問者に対して、いろいろと注文を付ける
  • 「美的な感覚」を持つ荘子は、芸能界と関係があるのか
  • 荘子にとっての「美の基準」とは
  • 美しくなるには「みんなの逆をやったらいい」
  • 荘子が考える「美」と「奇人・変人」の関係とは
  • 荘子は現代のファッションをどう見るのか
  • 現代人が面白くない二つの理由
  • 「面白い人間」となり、「面白いものを見つける」ためには

4.荘子の「人生論」や「世界観」を訊く

  • 若者が学業不振などの挫折を乗り越えるには
  • 荘子は人間を「過去送り」にすることができる?
  • 荘子にとって「時間」はどのように見えるのか
  • 銀河が小さな点になってしまう荘子の空間意識
  • 荘子が大事だと思うことは「実用性があるかどうか」
  • 「神仙道」や「風水」との関係を訊く
  • 道教から派生した「陰陽師」に対する考え方
  • 平安時代の陰陽師は、ラスベガスのイカサマ師のようなもの?

5.荘子の「死生観」に迫る

  • 「地上の人間が、あの世を信じない理由」を語る
  • 荘子が「散骨」を勧める理由
  • 唯脳論関係の本は古本屋行き?
  • 霊もあの世も信じられない人の運命とは
  • 転生輪廻の”リサイクル”に適した魂の条件とは
  • 「すべてに関心があるが、すべてに関心もない」
  • 人は「錯覚」に導かれた人生を生きている
  • 「考えても無駄なことは諦めよ」
  • 荘子は「太陽」のようなもので、理解は不可能
  • 天才の天才たるゆえんは「理解されない」から

6.荘子が語る「天国と地獄」

  • 「老荘思想はニヒリズムであるが、唯物論ではない」
  • 「悪霊・悪魔の基準は相対的なもの」
  • 「霊界では、それぞれの人がそれぞれの好みで住んでいる」
  • 「”地下の世界”はにぎやかで、天上界は寂しい」
  • 「今はみんな地獄に行くから、天上界に行く人は”異常性”がある」
  • 「この世でも浮いている人だけが”孤独な世界”に行く」
  • 地獄に堕ちても、憑依すれば生まれ変わる必要はない」?
  • 憑依霊を取るために必要な「生前からの”教育”」とは
  • 天国・地獄に関係なく「居心地のいい世界に還ることは幸福」
  • 「努力するところに人間としての苦しみが発生する」?
  • 現状において「満足いく点」を見つけるにはどうしたらよいか

7.荘子流、恋愛・結婚のアドバイス

  • 「恋愛で幸福になれる人は千人に一人もいない」?
  • 荘子の考える「恋愛の姿」とは
  • 恋愛において”餌”に引っ掛からない方法とは
  • 「楽に死ぬことを唯一の喜びに人生を終えていくことが大事」
  • 「この世はすでに地獄」と語る荘子
  • 荘子の持つ「結婚観」とはどのようなものなのか

8.荘子が語る「美」の世界

  • 「『差別観』『分別観』が人生の苦しみを生んでいる」
  • 「芸術的な喜びを感じられる人は賢い人」
  • 荘子が考える「美」と「幸福」の関係
  • ヘレン・ケラーは「無為自然」に生きたほうがよかった?
  • 「美」のなかに自分を見つける喜び
  • 「美の世界」に自分を投影していくとどうなるのか
  • 「本物」であることによって「感動」が生まれる
  • 「自分が美しいと思う人生を生きればいい」
  • 「女性の時代」に大賛成する荘子からのメッセージ

9.荘子の霊言を終えて

  • 個性的な人が多い中国人の魂
  • 中国には、学ぶべきところと、ついていけないところがある