老子の幸福論

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- 老子の霊言 -
 
2014年10月18日、 教組殿・大悟館、 『老子の幸福論』

武田亮竹内久顕、磯野将之

1.孔子と並ぶ中国のメインストリーム、老子に「幸福論」を訊く

  • 共産主義国家のなかで「あの世」や魂」を語り伝える面を持つ道教
  • 釈迦と同一視されたり、実在を疑われることもある「老子」
  • わずか5千字余りの『老子道徳経』は時間にすれば”十分間”程度?
  • 中国思想における「もう一つのメインストリーム」を明らかにする
  • 老荘思想の祖・老子を招霊し、「幸福論」について訊く

2.老子が説いた「タオ(道)」とは

  • 冒頭から「霊言の証明」をする老子
  • 「タオ(道)」の本質は”すべてを捨てる”こと
  • タオは「すべて」であり”人であることを忘れる”こと
  • タオは神に代わる「真理」であり「道」
  • 「この世もあの世もない。ただタオがある」

3.「君らは今、死んでいて、私は生きている」

  • 「タオ」は、始まりから終わりまで、すべてを貫くもの
  • 「あの世もこの世もない。生き通しだ」
  • 老子は人間の「生と死」をどう捉えているのか
  • 老子の考える「生死を決めているもの」とは

4.「幸福なんて考えること自体が不幸なんだ」

  • どうすれば「タオ」は習得できるのか
  • 「何も考えず、あるがままに流されていきなさい」

5.老子が語る、「陰陽師」や「風水」との“意外な関係”

  • 道教から派生した「陰陽道」をどのように捉えているか
  • 老子が考える「本当の法力」とは
  • 中国版ゾンビ「キョンシー」が生まれる原因は?
  • 老子的キョンシー撃退法は「労働強化」?
  • 「タオと自分が一体となったとき、すべては解決される」
  • ゾンビのような現代人を”生き返らせる”方法とは
  • 「風水」はタオとつながるものなのか
  • 道教において、「風水」などが生まれてきた理由
  • 昔の時計代わりだった中国の「星占い」

6.「夜中に星を回しているのも、私だ」

  • 「分別心」を捨てるところから幸福が始まる
  • 老子は自然界を動かすために勤勉に働き続けている?
  • 老子は宇宙を動かす「タオ」そのもの?
  • 本来の「老子思想」から見れば「仙人」は”落ちこぼれた人”

7.本来、「善」もなく、「悪」もない

  • 「上善水の如し」という自らの思想に苦言を呈す
  • 「善悪」にこだわるのは”かわいそうな人間”
  • 政治家は国民の財産を盗む”公的な泥棒”

8.「習近平が人口を減らそうとしているのも、タオだ」

  • 香港の民主化デモを、老子はどう見るのか
  • 習近平は「地球の冬の時代」をもたらそうとしている
  • 「小国寡民」で、人口が少ないほうが平和になる
  • 「戦争」や「圧政」に対する老子の考えとは
  • 「政治がないのが、いちばんいい政治」
  • 「日本人は中国人になって、皇室を中国にあげればいい」

9.「魂がない」と思っている人の死後は?

  • 孔子に対して、「頭が悪くなった」と語る老子
  • 中国人の死後の行方についての意外な答え
  • 「魂がない」と思っている人がいる「すべてが止まった世界」
  • 「お金」はあの世で通用するものなのか
  • 唯物論の中国人は、死後、すぐに生まれ変わってくる?
  • 「人間と動物の間を生まれ変わる」理由とは?

10.「地球自体が今、“お掃除”を始めている」

  • 「地球」「人間」「宇宙人」による”お掃除”が始まってくる
  • 人口減の日本は「幸福な道」、人口増の中国は「不幸の道」
  • 香港が中国を「西洋化」すれば、幸福な未来が開ける
  • 習近平が考えるユートピア思想は「植民地主義」

11.老子の予言――「中国は二〇五〇年までに終わるだろう」

  • 今の中国を指導している「神」とは?
  • 老子が語る「中国崩壊のシナリオ」とは
  • 中国に対する最大の抑止力は「老子の思想」を立てること?
  • 幸福の科学の思想が入ると、中国が勤勉になる”危険性”がある
  • 崩壊後の中国が進むであろう「三つの道」
  • 「黄巾の乱」からの歴史的流れに対する道教的解釈とは
  • 老子として生まれて以降は中国に転生しているのか
  • 「平安時代なら日本での転生も悪くない」
  • 「『中国を救うのは老子の思想』と中国人に伝えてほしい」

12.「老子の幸福論」を終えて

  • 一癖も二癖もあった老子の霊言
  • 唯物論・無神論の中国に対する老子的な警告