死
Tue, 08 May 2018 23:41:22 JST (2181d)
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(shi、death)
1.死後の魂*2
- 死んでから数十日ぐらいの間(いわゆる四十九日)に、死んだ人がその後、どういう世界に言って、どういう生活をするかということが、だいたい決定する。
これをこの世とあの世の中間のあたりという意味で、中陰とか、中有という。
- 霊界へ旅立てない人
- 「あの世なんか、どんなことがあっても絶対信じられない」というタイプの人は、死後の世界を認めないので、肉体が焼けたあとにも自分が存在するということが分からず、地縛霊として、地上にある特定の土地や建物、死んだ場所などに縛られて、霊界への旅立ちができないでいる。
- すぐに地獄に堕ちる人
- 生きていたときに悪人として生きた方には、生きている間に地獄霊と通じ、地獄霊に憑依されてしまっており、死んだときに、通常のようなあの世への旅立ちがまったくできずに深い地獄にストーンと堕ちていく。
- 通常の人
- 死んで「初七日」ころに、自分より先に亡くなっている両親や友人・知人が「導きの霊」として迎えに来る。
地獄に行っている人は、「導きの霊」として来れない。 - 導きの専門職の方が来て、案内してくれる。
死んだ人の宗教観によってお坊さんであったり、天使であったりする。
- 死んで「初七日」ころに、自分より先に亡くなっている両親や友人・知人が「導きの霊」として迎えに来る。
2.三途の川*3
- 導きの専門職の方に案内されていくうちに、気がついたらひとりになって歩いており、河原(賽の河原)に行きあたる。
- 生きているときの臨死体験では、この川のところまできており、後ろから呼ぶ声がしてふり向いたら生き返っていたということが多い。
- 妊娠中絶や幼いうちに子供を亡くした場合、その子供に河原であう。
- 三途の川を渡らなければならないという内なる声がある。
川幅は、本人の苦しみに応じて、広く見えたり、狭く見えたりする。- 激流に呑まれそうになって渡り、身体も着物もびしょびしょになり、息も絶え絶えになる。
- 川の底には、名刺や預金通帳など生前の執着が落ちている。
- 向こう岸に着くとおじいさんとおばあさんがたき火をしており、濡れた服を枯れ枝にかけてくれる。
- 川をなんとか歩きながら渡る。
- 水に漬からずに水面を浮くように渡る。
- 舟が出てきて、舟で渡る。
- 川に橋がかかっており、そこを渡る。
- 激流に呑まれそうになって渡り、身体も着物もびしょびしょになり、息も絶え絶えになる。
- 濡れた服をかけた枝の曲がり具合は生きていたときの罪の重さを意味する。
それに従い行き先を示してくれる。
3.生前を映すスクリーン*4
- 三途の川を渡った後、数日間程度山道を上がると、お城か役所のようなものが見えてき、大勢の使者が順番を待っている。
- 順番が来ると、広場のスクリーンに生前のその人の生き方が映し出され、裁判の傍聴のように関心のある人が見に来たりしている。
30分か1時間程度の間だが、その人の一生が全部、本人が忘れているようなことまで、洗いざらい映される。 - 本人の魂にとって、いちばん必要な学習の確認がなされ、修行場所が示される。