智慧
Mon, 23 Jan 2017 23:25:37 JST (2653d)
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(chie, wisdom)
- 知識が経験に裏打ちされ、人生観を高めるレベルにまでなったもの
- 知識を善悪のふるいにかける時に生じ、深い内省の時、瞑想の時に結晶してくるもの、悟りのための導きの言葉にまでなったもの
情報(information)*1
- 目や耳を通じて脳に集まっているもの
知識(knowledge)
- 情報が、学力になったり、仕事で有用になって、自分で使えるレベルになったもの
識と般若*2
- 識――三次元的知性
- この世的に通用しやすい知性。
- かなりの部分が自我意識に裏付けられて、自己というものが非常にしっかりしていて、自己認識をし、他人をよく見て分析している。
- 善悪が明確に分けられる。
- 般若――宗教的知性
- あの世的な情報、あの世的な力に裏付けられた知性。
- 洞察力、あるいはじかに見抜く力である直観力に近い、統合的にものを見ていこうとする傾向が強い。
- 悪人と言われている人のなかにも善になる人もあり、今は善人と言われている人のなかにも偽善や悪の部分もやはり含んでいるというように、善悪不二の立場で見ることができる。
「許す愛」が当たり前になる。 - 大円鏡智(鏡で映すような智慧)――皮膚の毛穴(全身)で見ているような感じ。
智と慧*3
- 智
- 般若の活動の結果得られる真理を確認すること。
- 静的な立場を中心とした、結果に対しての判断あるいは理解。
- 慧
- 洞察する働き、直感する働きであって、その結果得られた情報について、それを確認する、理解すること。
- 積極性を持っており、探求する性格を持っている。
生得慧(showtokue)*4
- 生まれつき持っている智慧。