徳のリーダーシップとは何か

Mon, 09 Oct 2017 17:32:45 JST (2393d)
Top > 徳のリーダーシップとは何か
- 三国志の英雄・劉備玄徳は語る -
2015年2月17日、 総合本部

里村英一斎藤哲秀釈量子

1.徳の人・劉備玄徳にリーダー論を訊く

  • 『三国志』は「人間学」や「リーダー学」の宝庫
  • 『三国志』の時代には、魏・呉・蜀によって天下が三分された
  • 『三国志』に見る、「創業」の面白さと「守成」の難しさ
  • 劉備玄徳は「多くの人に愛された武将」
  • 『三国志』の英雄・劉備玄徳を招霊する

2.創業スタート期に大切なこと

  • 「なんか、ちょっと"遅かった"かなあ」
  • 「桃園の誓い」は劉備・関羽・張飛による「立志の誓い」
  • 「志の大切さ」を教えてくれた劉備の母
  • 無名の者が名を成すには
  • 歴史に影響を与えた関羽の"武士道精神"

3.「人を集め、生かせる」人の人格と能力とは

  • 有能な人材を集めるきっかけとなった「天下万民の救済」という気持ち
  • 「志」を持ち続けるところに品格が現れる
  • 他の人の長所を見いだして育てる力
  • 自分よりも有能な部下を使うコツ
  • 人を競争させつつ協調させる環境をつくり出す「器」と「徳」
  • 今も昔も変わらない、人材登用における「人情」
  • 異質な人たちを組み合わせることで有機的に力を発揮させる

4.孔明と劉備、その才と徳はどう作用したか

  • 組織をまとめる際の絶対条件は「大義名分」
  • 組織マネジメント的な意味での「徳」とは何か
  • 自分に似たタイプの人を使って戦いに敗れた孔明
  • 理論的なタイプの人が陥りがちな失敗
  • 一見優秀な人が成功を長続きさせられないことがある理由

5.組織に力を与える「絆」「諫言」「涙」とは

  • 「自分の分身」をつくろうとするよりも、「心の絆」をつくる
  • 組織発展に必要な「心の絆」を形づくる二つの要素
  • 劉備の「天下万民の救済の心」と、軍師の「現実的な諫言」とのぶつかり
  • 「せめて、彼らのために流してやる涙を忘れてはならない」
  • 「忍耐の力」は撤退戦や敗戦を繰り返すなかで練り上げられる
  • 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」が大切な理由

6.曹操、孫権、それぞれの長所とは

  • 曹操のリーダーとして優れているところとは
  • 曹操は、なぜ「赤壁の戦い」で生き延びられたのか
  • 曹操が赤壁後にリバウンドできた理由
  • 孫権は「守成」がしっかりしていた

7.経営者に必要な、一見矛盾する「二つの面」

  • 「性善説」で「未来は明るい」と信じよ
  • 「先行的悲観論者」の面を持て

8.現代日本に必要な「人材」の種類とは

  • 日本のリーダーの「問題点」と「持つべき心構え」
  • 現代の日本は「人材の供給源」が絞られすぎている
  • 国民の代表、「政治家・官僚・マスコミ」に"面白い人材"を
  • 自国の戦争にのみ反対し、他国の戦争に反対しない「某政党」

9.「志」はこの世の勝負を超えて

  • 「義兄弟が打たれて何もしなかったら、合わせる顔がない」
  • 劉備が負けるのを知っていた、「先見力」のある孔明
  • 劉備が語る、「孔明への感謝」と「蜀の限界」
  • 互いを信じるには、「死ぬときは一緒」という気持ちが必要
  • 「敗れるときは命を惜しまずに敗れる」のも天に殉ずること
  • 「志半ばで君たちの偉業が潰えても、その志は後世に遺る」

10.孔子の徳とは違う「組織のリーダーとしての徳」