幸福学概論

Sun, 27 Feb 2022 20:32:34 JST (798d)
Top > 幸福学概論
 
2014年8月10日、 奥の院精舎、 『幸福学概論』

1.学問的試みとしてのハーバードの「幸福学」

2.宗教は基本的に「幸福論」を説いている

  • 「貧・病・争」の解決が宗教の課題
  • 世界中で見受けられる「貧」の苦しみ
  • 宗教の発生に伴う「病気治し」
  • 「ルルドの奇跡」を目撃し、報告したカレル博士
  • 各宗教が持つ「争いごと」の解決の方法
  • マクロレベルの争いごとを克服することも
  • 宗教の活動自体が「実践的幸福論」となっている

3.哲学も、そもそも「幸福学」だった

  • ギリシャ哲学に見る幸福論
  • アリストテレス哲学の出発点にある「人間の定義」

4.「経営学」を一種の「幸福学」として捉える

  • 人間が幸福になるために積み重ねられてきた「学問」
  • 「成功の思想」を体系化したナポレオン・ヒル
  • ドラッカー等の経営学を通じて「貧」を解決する
  • 「幸福」と「成功」は必ずしもイコールのものではない
  • 宗教的理念を経営に取り入れて成功した事例は数多くある

5.キリスト教と仏教における「富」の考え方

  • 原始キリスト教や仏教が「清貧の思想」を説いた時代背景
  • 仏教の形態も世の流れに沿ってイノベーションしている

6.近代哲学が遺した「負の遺産」

  • 膨大な幸福の科学教義から「幸福学」を抽出する
  • 霊的なものに対するアリストテレスとデカルトの態度
  • 学問の対象から霊的・神秘的なるものを外したカント哲学
  • カントの「理性至上主義」が呼んだフランス王室の粛清
  • 世界最長寿の王朝である日本の皇室も「王権神授説」の一種
  • ”神の領域”をめぐって近代政治が得たものと失ったもの
  • 「幸福学」は長期にわたる研究の積み重ねが必要な学問

7.「グローバリズム」を超えた宗教的な智慧

  • 「神の啓示」を科学的実験で再検証することはできない
  • 文献の渉猟もせず「幸福学」成立の適否を論じるのは不遜
  • 数千年以上流れている「歴史的遺産」としての宗教的智慧

8.宗教系の大学に対する「魔女狩り」

  • 求められる「日本の戦後の歴史」の再清算
  • 日米の公教育で大きな差がある「宗教」に対する態度
  • 「世界3,500ヵ所」で衛星中継される総裁の説法
  • 「知る権利」から見て、世界的に遅れた体制にある日本」
  • 「大学設置」に関する法令に憲法的な判断を加えるべき

9.日本の「歴史認識」を見直す

  • 戦前の日本の動きは、邪悪な活動であったのか
  • 差別をなくすために戦ったリンカン大統領とキング牧師
  • アインシュタイン博士が日本を称賛した理由
  • 真実の世界から見る、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教
  • 2,500年前が「枢軸の時代と呼ばれる理由
  • 「枢軸の時代」においても日本も「枢軸」に含まれるべき

10.宗教と資本主義、民主主義の関係

  • マックス・ウェーバーが見落とした「日本の資本主義」の歴史
  • 二宮尊徳の精神から「経済と宗教の共通項」が見いだせる
  • 「民主主義と宗教の両立」を確信させたウェーバーの思想
  • 「宗教的多元性」と「民主主義の原理」は繁栄を呼ぶ

11.「徳の存在」としての天皇制と、他の宗教との共存

  • 天皇は「徳」において国を治めてきた
  • 他宗排撃した日蓮でさえ持っていた「日本古来の神への信仰」
  • 「仏教」と「日本の神々」の関係性を探求している幸福の科学

12.今、「幸福の科学の幸福学」を学ぶべき時代

  • 医学においても「宗教のメス」が必要になっている
  • 「本物の智慧とは何か」を示すことが現代宗教への課題