実戦・選挙学入門

Wed, 17 Jun 2020 22:24:46 JST (1411d)
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2019年7月27日、 特別説法堂

× 大川裕太

1.今回の選挙を通して、日本の民主主義の問題点を考える

  • 過半数が投票しなかった低調な2019年参議院選挙
  • 「マクロ」より「ミクロ」の争点を言ったほうが票を集めた
  • 「争点が何もないなら自民党だよね」という雰囲気
  • 「マスコミを通した間接民主制」となっている

2.国益につながるマスコミ報道と選挙とは

  • 大学の先生たちは「マスコミ性善説」で考えている
  • 七海ひろこ候補へのマスコミ取材では公平な姿勢だったNHK
  • 2009年に幸福実現党を黙殺したマスコミに、少しずつ変化が
  • 七海候補の密着取材を依頼されたが、ドタキャンされた
  • 東京のマスコミと、地方のマスコミの対応の違い
  • 政党要件を満たさなくても「れいわ」「N国」が報道されたのは、なぜ
  • 選挙での人気取りは"精神的買収"、国益につながっていない
  • 日本のマスコミの国際政治音痴は、鎖国政策の延長
  • マスコミ報道は民度に合わせた内容になっている

3.マスコミが衆愚政を認めている日本社会の現実

  • 選挙戦の中盤から「憲法改正」を言い始めた安倍総理の思惑
  • 韓国への輸出規制において「敵を明確にした」のは珍しかった
  • もはや、安倍総理は「憲法改正」を本気で考えていない?
  • 「かが」乗艦の報道で、護衛艦の空母化を認めさせた安倍総理
  • 「政治用語」を使い、"失言防止マニュアル"をつくる自民党
  • ある意味で、マスコミは日本の政治を「衆愚制」と認めている
  • 視聴者数や部数が多く、国民を洗脳できる日本のメディア

4.ジョン・ロックも説く「神のいる民主主義」の大切さ

  • 日本が唯物論国家に似てきている状況
  • 中国はインターネット等による「個人の情報発信」を調査している
  • 中国の留学生は、「経済学」は学べても「政治学」は学べない
  • 中国の法律の根源には「神仏」や「普遍的哲学」が存在しない
  • 中国には、近代民主主義のもとにある「革命権」の思想がない
  • 日本にはマスコミという"ペーパーの神"が存在する
  • キーワードを見せて、国民を引っ張っていくマスコミ
  • 実は戦争を呼び込んでいる平和主義者たち
  • 戦争をしたくなければ、原発を推進せよ
  • 自衛隊の海外派遣をさせなかった歴代自民党政権
  • 自民党には、旧社会党とほとんど変わらない人もいた
  • 映画「シン・ゴジラ」風に判断が遅い日本政府

5.正論に世論はあとからついてくる

  • 「話題にしない」ことで小さな党を黙殺するマスコミ
  • 言論を発信すれば、あとから政権がついてくる
  • 中国政府にも大きな影響を与えた台湾講演
  • 「れいわ新撰組」の広報戦略について
  • 「れいわ新撰組」や「日本維新の会」が抱える矛盾

6.よい経済政策、悪い経済政策

  • かって消費税を決めた野党が幸福実現党の消費減税策をパクった?
  • 話題の「MMT(現代貨幣理論)」は、なぜ危ないのか?
  • 「経済のもとにあるのは信用」という原点
  • 最終的担保として「軍事力」があるアメリカと日本が違う点

7.偽の風説のなか、選挙戦を戦った幸福実現党

  • 「嘘」なのに「売れる」から載せるのは、メディア道に反する
  • 言論誌を使って幸福実現党の選挙妨害をしてきた官邸筋
  • 安倍政権が大敗しないように絞り込んで戦った参院選

8.「NHKから国民を守る党」はどこが危険か

  • 幸福実現党の戦い方を参考にした「NHKから国民を守る党」
  • 取材を受けて感じた「NHKの経営感覚のなさ」
  • ワンポイント・イシューで戦う政党の問題点とは

9.政教分離規定の誤解が、日本を中国・北朝鮮化する

  • 官僚機構化したNHKは「誰が決めているか分からない状態」
  • 幸福実現党を取材した映像の多くは死蔵されている
  • 日本国憲法は、祭祀である天皇に関する条文から始まる
  • 宗教の政治活動の禁止は「日本の中国・北朝鮮化」を意味する

10.今、日本の民主主義を守るために必要なもの

  • 嫉妬心を煽った山本太郎氏の考え方はマルクス主義と一緒
  • 嫉妬を"錦の御旗"にすると「地獄」が展開する理由
  • 「経営」も「政治」も「三権分立」も、最終的にはバランスの問題
  • 権力側がマスコミを抱き込む巧妙なやり方
  • 「長期的には正しい言論が勝つ」と「信じる」ことが民主主義の基礎

11.今の日本では、新しい宗教が政治を正している

  • 幸福実現党は奉仕・公益のために政治活動をしている
  • 現代の日本人の宗教理解には歴史から見て足りないところがある
  • 「政治的リーダーではなかったイエスへの失望感」が死刑につながった
  • 日本の伝統仏教にも見られる政治的な運動
  • 政府の補助金漬けで依存的人間が増えるのは社会の危険
  • 人口1%程度のキリスト教が大学を数多く認可される矛盾
  • めげないことも宗教者の強み