宗教社会学概論

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- 人生と死後の幸福学 -
 
2014年8月15日、 奥の院精舎、 『宗教社会学概論』

1.宗教社会学とは何か

  • 民族の「文化」や「風習」を決めているのは宗教であることが多い
  • 宗教から、さまざまな「民俗」が分かれている
  • 宗教による行動様式の違いを分けるものとしての「社会学」

2.宗教社会学的分析――世界宗教と民族宗教

  • 「世界宗教」とは何か
  • 大東亜戦争は「日本神道の世界宗教か」の試みでもあった
  • 「民俗と一体化」した宗教を変えさせるのは簡単ではない
  • 戦争や植民地化により「重層的信仰」が生まれる

3.宗教社会学的分析――日本の宗教について

  • 日本には神道がありながら、仏教を取り入れ消化してきた
  • 豊臣秀吉は、キリスト教国に侵略される恐れを感じていた
  • 日本神道の「教え」の特徴①-禊祓い
  • 日本神道の「教え」の特徴②-和の心
  • 日本神道の「教え」の特徴③-武士道
  • 日本的精神と、「儒教」「仏教」「ユダヤ教」との類似点
  • 多神教的側面における「日本神道」と「ヒンドゥー教」の類似点

4.宗教社会学的分析――一神教と多神教

  • ユダヤ教の「一神教」と戦闘色の強さには関係がある
  • ムハンマドが一神教を打ち出した理由
  • 多神教のエジプトから出たモーセが、なぜ一神教を説いたか
  • 出エジプトと一神教の成立
  • イエスは「十字架の意味」を悟っていたか
  • 「キリストが実在したか」という説が出る理由
  • キリスト教が世界宗教になった理由とは
  • 旧約の神と、イエスを指導した「愛の神」は違っていた
  • ユダヤ教・イスラム教と仏教の「戒律宗教」としての違い
  • 「キリスト教は一神教ではない」と考えたムハンマド
  • イスラム教は幸福の科学と同じく「霊言宗教」だった
  • 日本神道、古代ユダヤ教、イスラム教の「つながり」とは

5.現代世界の宗教社会学的問題と日本の役割

  • 現代世界における宗教社会学的「三つの問題」
  • 「ロシア正教」の復活と唯物論勢力
  • 日本にも及んだ、「儒教」の長い影響力
  • 儒教独自の教え「智・仁・勇と、徳の発生」
  • 儒教は「宗教ではない」とは言えない
  • 文化大革命における儒教の迫害と現状
  • 中国版「宗教改革」の可能性-自助論的思想と道教信仰
  • イスラム教の現代的でない面をどう解きほぐすか
  • 「東洋のギリシャ」としての日本への期待
  • 宗教がつくった「民族としての枠」を乗り越えていくために