宗教社会学概論
Tue, 08 Mar 2022 21:33:29 JST (783d)
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- 人生と死後の幸福学 -
2014年8月15日、 奥の院精舎、 『宗教社会学概論』
1.宗教社会学とは何か
- 民族の「文化」や「風習」を決めているのは宗教であることが多い
- 宗教から、さまざまな「民俗」が分かれている
- 宗教による行動様式の違いを分けるものとしての「社会学」
2.宗教社会学的分析――世界宗教と民族宗教
- 「世界宗教」とは何か
- 大東亜戦争は「日本神道の世界宗教か」の試みでもあった
- 「民俗と一体化」した宗教を変えさせるのは簡単ではない
- 戦争や植民地化により「重層的信仰」が生まれる
3.宗教社会学的分析――日本の宗教について
- 日本には神道がありながら、仏教を取り入れ消化してきた
- 豊臣秀吉は、キリスト教国に侵略される恐れを感じていた
- 日本神道の「教え」の特徴①-禊祓い
- 日本神道の「教え」の特徴②-和の心
- 日本神道の「教え」の特徴③-武士道
- 日本的精神と、「儒教」「仏教」「ユダヤ教」との類似点
- 多神教的側面における「日本神道」と「ヒンドゥー教」の類似点
4.宗教社会学的分析――一神教と多神教
- ユダヤ教の「一神教」と戦闘色の強さには関係がある
- ムハンマドが一神教を打ち出した理由
- 多神教のエジプトから出たモーセが、なぜ一神教を説いたか
- 出エジプトと一神教の成立
- イエスは「十字架の意味」を悟っていたか
- 「キリストが実在したか」という説が出る理由
- キリスト教が世界宗教になった理由とは
- 旧約の神と、イエスを指導した「愛の神」は違っていた
- ユダヤ教・イスラム教と仏教の「戒律宗教」としての違い
- 「キリスト教は一神教ではない」と考えたムハンマド
- イスラム教は幸福の科学と同じく「霊言宗教」だった
- 日本神道、古代ユダヤ教、イスラム教の「つながり」とは
5.現代世界の宗教社会学的問題と日本の役割
- 現代世界における宗教社会学的「三つの問題」
- 「ロシア正教」の復活と唯物論勢力
- 日本にも及んだ、「儒教」の長い影響力
- 儒教独自の教え「智・仁・勇と、徳の発生」
- 儒教は「宗教ではない」とは言えない
- 文化大革命における儒教の迫害と現状
- 中国版「宗教改革」の可能性-自助論的思想と道教信仰
- イスラム教の現代的でない面をどう解きほぐすか
- 「東洋のギリシャ」としての日本への期待
- 宗教がつくった「民族としての枠」を乗り越えていくために