国際政治学の現在 2016
Mon, 22 Jun 2020 19:22:55 JST (1411d)
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- 世界潮流の分析と予測 -
2016年8月16日、 特別説法堂
1.変化が速く、予測するのが難しい国際政治学
- 現役東大生・大川裕太と国際政治学の現在を語る
- 下手に結論を言うと恥をかきやすい「国際政治学」の世界
2.「正邪」で見るか、「勢力均衡」で見るか
- 正邪を分かつのが難しい「国際政治学」
- 長きにわたって繰り広げられる「第二次世界大戦をめぐる論争」
- 「勢力均衡」を説いた坂本義和氏と「世界秩序」を説いたキッシンジャー氏
- 国際政治学では分からなくなりつつある「正義」の概念
3.「民主主義国家は正しい」というのは本当か
- 「民主主義国は戦争をしない」という”神話”
- 民主主義は本当に「政治の最終形態」なのか
- 天皇が終戦記念日に「反戦・平和」を語るのも、実は政治的行為
- 「アメリカと中国の戦い」だったベトナム戦争
- 国際政治学者から評価された湾岸戦争、批判されたイラク戦争
- イラク戦争をきっかけに現れた「よい戦争、悪い戦争」の議論
- 湾岸戦争前、イラクの暴虐ぶりを偽証した「やらせ映像」
- 湾岸戦争の開戦日を的中させて名をあげた長谷川慶太郎氏
4.敗北の危機に立つ「アメリカの正義」
- イラク戦争の開戦は”ジャイアンの喧嘩”?
- 湾岸戦争で多額の資金援助をしても屈辱的な扱いを受けた日本
- 「アジアの危機」からほど遠いところを走っている政府の現実
- イラク戦争以後の国際政治学の潮流
- 「中国を刺激しないことが大事」と説くアメリカの政治学者への疑問
- アメリカは日本と中国をどう見ているのか
- ビジネスライクでもあるトランプ氏の見解
- 国際政治学は「戦争をいかに分析するか」という学問
- アメリカが自信を無くしている理由とは
5.アメリカはアジアの危機に対処できるのか
- 「国際政治」と「国際経済」は別の分野?
- 専門家であるがゆえに持ってしまう固定概念
- 南沙諸島の問題で問われるアメリカの国際的威信
- アメリカが北朝鮮問題を解決できない理由
- 先制攻撃をしない国・アメリカ
- 危機に対して「受け入れられない」で済ませている日本
- ビル・クリントン氏の問題点を指摘する
6.日本はまもなく中国文明に呑み込まれていく?
- アメリカにもある「歴史認識の問題」
- 新旧文明の「挑戦」と「応戦」の結果、勝った方が次の時代をつくる
- オバマ大統領の演説に見る、アメリカの責任回避
- アメリカは、本当に日本を助けてくれるのか?
- 悪いマスコミに”護られた”日本は、まもなく売られようとしている
- 生長の家に見る、アメリカへ行くと左翼になる理由
- 保守的な人もいる駒場(教養学部)
- 左翼的な人が多い本郷(専門学部)
- 日本はまもなく危機を迎えることが読める
7.今、問われている、国際政治学の存在意義
- 国際政治学と現実の政治
- 学問的にではなく、感覚的に動いている安倍政権
- 「内政干渉」という言葉を好き勝手に使っている中国
- 「論点ずらし」ばかりをやっている安倍政権
- 今、”大阪城の「外堀」と「内堀」”を埋められつつある日本
- 南シナ海問題を判断できない国際政治学は学問とは言えない
- 「学問が狭くなっている」ことによる問題点
- 「今上天皇のお気持ちにどう応えるか」は現体制の抱える問題
8.現代における「国際政治の二大論点」とは
- 国際政治における二大論点
- 「侵略」を許容する文明史を、未来として受け入れるのか
- 「イスラム文明」をどう考え、どこまで受け入れるのか
「ヨーロッパ文明」と「イスラム文明」の最終決戦は来るのか
9.混沌の時代のなかで、どのような未来を目指せばよいのか
- イスラム教国では「民主化運動」の是非がまだ確定していない
- なぜ、「イスラム問題」は日本人にとって難しい問題なのか
- 「従うべき秩序や理念とは何か」を追求しなければ意味がない