十支縁起・十二支縁起(十二因縁)

Mon, 19 Dec 2016 09:50:38 JST (2686d)
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(jusshi-engi, juwnishi-engi/juwni-imnen)

 

五支縁起十支縁起・十二因縁・十二支縁起*1

 
縁 起三世両重因果
十二因縁・
十二支縁起
無明=愛・取

=有












=生

名色=老死
六処






=無明
=行
=識

老死=無色・六処・触・受

三世両重の因果

  • 「過去世」を「因」として「現世(現在世)」があり、これを生きた「果」として「未来世」がある。

十支縁起*2

  1. 「識」:生まれ変わりたいという意識。
  2. 「名色」:肉体的外形を伴って胎児になる。
  3. 「六処(六入)」:「眼・耳・鼻・舌・身・意」がはっきりしてくる。
  4. 「触」:手触り、足触りなど、いろいろな触り方がある。
  5. 「受」:感受性がはっきりしてくる。
  6. 「愛」:自分の好みがはっきりしてくる。
  7. 「取」:何が欲しいということがはっきりしてくる。
  8. 「有」:執着して、魂の傾向性がプリントされる。
  9. 「生」:来世生まれ変わる。
  10. 「老死」:老いて死ぬ。

十二支縁起*3

  1. 「無名」:この世における心の三毒中心の迷った念い。
  2. 「行」:それに基づく行い。
  3. 「識」:魂の奥底にそれが焼き付いて、来世、生まれ変わるときの魂の主体になる「識」ができる。
  4. 「名色(心と身体)」:生まれ変わりの「識」が身体に宿る。
  5. 「六処」:人間として自分を支配しようとする。
  6. 「触」:感覚がはっきりしてくる。(2~3歳程度)
  7. 「受」:感受性が豊かになってくる。(物心がつく)
  8. 「愛」:好み、好き嫌いがはっきりしてくる。(思春期)
  9. 「取」:大人になって執着が本格的に出てくる。
  10. 「有」:魂的傾向性ができる。(50歳ころ)
  11. 「生」:来世生まれる。
  12. 「老死」:老いて死ぬ。
  • 魂が退治に宿るのは、だいたい9週目。
    頭や目らしきものはあるが、人間の胎児としての姿がはっきりしていない。

十二支縁起*4

  • 「本体:1、分身:5」(魂の兄弟)という魂グループないの交替により転生しているので、魂グループとしての「十二支縁起」となる。