他力信仰について考える

Sun, 05 Apr 2015 18:33:14 JST (3316d)
Top > 他力信仰について考える
- 『黄金の法』講義(3) -
 
2002年8月22日、 総合本部、 『他力信仰について考える』

1.はじめに

2.エル・カンターレと阿弥陀信仰の関係

  1. 天上界の釈迦の指導を受けていた大乗仏教
  2. 仏の慈悲の心を強調した浄土教
  3. 阿弥陀仏はエル・カンターレの救済的側面の象徴

3.日本に伝えられた他力信仰

  1. 中国の浄土教
  2. 鎌倉期以前の浄土教

4.源信と『往生要集』

  1. 霊体験が豊富だった他力門の教祖たち
  2. 理観・事観・称名念仏という段階論
  3. 『往生要集』に書かれた地獄の様相
    • 等活地獄
    • 黒縄地獄
    • 集合地獄
    • 焦熱地獄、大焦熱地獄、阿鼻地獄
    • 衆合地獄のなかにある「刀葉林」
  4. 恐怖心があると周りが地獄に見えてくる
  5. 灼熱の地獄がある以上、寒冷地獄もある

5.「浄土三部経」と法然

  1. 父親の死にあい、出家した法然
  2. 『無量寿経』--法蔵菩薩の四十八願
  3. 『観無量寿経』--王舎城の悲劇
  4. 極楽浄土を見るための観法
  5. 『阿弥陀経』は『無量寿経』と内容が重なっている
  6. 浄土系各宗派によって重視する経典が異なる
  7. 念仏を称えながら極楽世界を観ていた法然
  8. 流罪によって指定が生き別れになった法然と親鸞

6.親鸞の生涯

  1. 念仏の教えが広まった時代背景
  2. 比叡山での親鸞の苦悩
  3. 六角堂で聖徳太子からの霊告を受ける
  4. 救世観音から結婚を予告される
  5. 欲望肯定の思想によって日本仏教は終わりを迎えた
  6. 念仏門への弾圧により越後へ流される
  7. 親鸞の結婚について
  8. 晩年に起きた長男・善鸞の義絶事件

7.親鸞の思想

  1. 悪人正機説の真意
  2. 親鸞の思想の中心は「二種回向」にある
  3. 親鸞は阿弥陀仏の第18願を信仰の中心に立てた
  4. 親鸞の教えが持つ問題点