もしケインズなら日本経済をどうするか

Tue, 03 Nov 2015 21:07:52 JST (3106d)
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- 日本を復活させる21世紀の経済 -
2012年1月3日、 総合本部

里村英一黒川白雲、吉井利光

Chapter1 震災復興のための経済政策

1.3.11以降をジャーナリスティックに分析する

  • ケインズ博士を招霊する
  • 野田首相の終わりは近い
  • 東京電力はよく頑張ったが、正当に評価されていない
  • 震災を利用して増税にもっていくのは卑怯だ
  • 原発廃止ではなく、もう一段の発展を

2.”水攻め”の次は”火攻め”に備えよ

  • 自然災害対策よりも、むしろ「避難体制のスピーディー化」を
  • 大量の人を避難させられる輸送手段の開発が急務
  • 「防衛」を兼ねた災害対策を考えよ
  • 復興景気を「増税の言い訳」にしてはならない

Chapter2 社会保障制度のあるべき姿

1.年金制度のあり方について

  • 国民を騙したのならば謝罪せよ
  • 「年金制度」と「少子高齢化対策」には論理矛盾がある

2.ケインズ政策は福祉に適用できるのか

  • 高税率の福祉国家は、国力が衰退していく
  • 福祉にお金をかけても経済成長は望めない
  • 実際に経済効果があった万里の長城

Chapter3 「円高」や「TPP」をチャンスに変える

1.ケインズなら「円高」をどう生かすか

  • 「輸入を拡大して消費景気を起こす」のがセオリー
  • 円高は、日本が「成熟国家」になったことの証

2.日本は「TPP」に参加すべきか

3.円高のトレンドは止まらない

Chapter4 EUの今後を予測する

1.ユーロ危機をどう見るか

  • 「弱者連合」になっているEU
  • 通貨の統合がうまくいかない理由
  • 戦前の日本の「植民地経営」に学ぶ教訓とは
  • EUに騒乱が起きる可能性が高い

2.EUを救うためには何が必要か

  • 日本とアメリカの経済がよくなればEUは救える
  • 日銀総裁は「EUに金を出したくない」と考えている?

Chapter5 日本経済のさらなる発展のために

1.日本経済の行方と日銀の使命

  • 日本の財政破綻などありえない
  • もうすぐ”朝鮮特需”が始まるだろう
  • 「銀行の存在意義」とは結局何なのか
  • 「インフレ路線」をつくらなければ経済発展はない
  • 「円の基軸通貨化」に向け、通貨の発行も民営化を
  • 日銀総裁は「成功した事業家」に任せよ
  • お金をかけるなら「トランスポーテーションの向上」に

2.今こそ、日本の使命を果たせ

  • ハイエクとは尊敬し合っているところもあった
  • ヨーロッパを簡単に救うことができる日本
  • 長期的な視野を持って「やるべき投資」を行うこと
  • 未来ビジョンを持って「公の使命」を果たせ