「将の将たる器」となるためには

Mon, 04 Jan 2016 17:48:43 JST (3040d)
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- 天命を生かし切る人材論 -
(「仕事と愛」講義)
1992年1月26日、 静岡県・浜名湖ロイヤルホテル
『経営入門』 第一部 第2章

1.人間の天分としての「世のため、人のため」という気持ち

  • 仕事の本質にあるもの
  • 人間は何のために働くのか

2.報酬が伴うことは「良い仕事」をするための人類の智慧

3.天命に忠実に生きてこそ、最高の自己発揮ができる

■仕事に命をかける第一の方法-【天命を見極める】

  • 自分自身の力量や天分を「第三者の目」で見抜け
  • 経営者たるものは「自己反省」をし、自分の天命を見極めよ
  • 自分にとっての適材適所を考える

■仕事に命をかける第二の方法-【熱意】

  • 熱意の前に困難は吹き飛ぶ

■仕事に命をかける第三の方法-【感謝する心】

  • 熱意は、「信仰心」「感謝する心」から生まれる

4.仕事の重要度を見分けることが経営者の資格

  • 仕事の「大・中・小」が分からないと経営者としては不適格
  • 瑣末なことに入っていく人は経営者になれない

5.将の将たる器をつくるための人間関係論

  • 会社の人間関係を四つの象限に分類する
    1. 「第一象限」の人には、仕事を認めてもらう
    2. 「第二象限」の人には、適度な配慮をせよ
    3. 「第三象限」の人には、面倒見をよくすること
    4. 「第四象限」の人に対しては、才能を愛する心を持ち、徳ある人となれ
  • 優れた才能を愛し、使いこなせる人物こそ「将の将たる器」
<column> ●自分が「将の将たる器」へと成長していく方向

6.「有能」ではなく「有用」な人間になる

7.「他の人の力をいかに使うか」が事業拡大の秘訣

  • トップは「自己の能力」の天井を上げるために研鑽せよ
  • トップの時間の使い方
  • 宗教の世界を「仕事論」で見る

8.管理能力の基礎は人が見えること

  • 人間学研究のための三つの方法
  • 人間学の研究に最適な書物とは
    1. 《伝記》・・・・・成功論として読む
    2. 《歴史物》・・・過去の歴史から「自分」の生き方を学ぶ
    3. 《宗教書》・・・「人の心」を知り、「人間の本質」を知る

9.これからの時代のトレンドは「人間の心」にある

10.「仕事」と「愛」は別次元のものではない

11.重要な部分を押さえ、無駄な部分を切る

12.余裕を生み出し、トータルの収穫を最大にする

  • 先手を打つことで発展速度を高める
  • 疲労による悩みを解決する方法- 予習型人生と積極的休養