西田幾多郎の『善の研究』と幸福の科学の基本教学『幸福の原理』を対比する

Tue, 22 Dec 2020 20:53:17 JST (1229d)
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2014年8月19日、 教祖殿・大悟館

1.幸福の科学の出発点と、その前夜の思想形成を語る

  • 幸福の科学の「助走部分」にある原点に迫る
  • 日本発の独創的な哲学者となった西田幾多郎
  • 「オリジナルの根本思想を説く人」
  • 「二番煎じの思想家」との違い
  • 「禅」との関係が深い西田哲学
  • 哲学者たちの思想に影響を受けながら独自の思想を育む

2.西田哲学の本質とは何か

  • 個人が経験するのではなく、経験が個人をつくる
  • 『無門関』に登場する『無字』の公案に参禅する
  • 釈迦仏教の「三法印」と「空」の思想
  • 仏教は必ずしもニヒリズム(虚無主義)ではない
  • 仏教における『無の思想』の源流とは
  • 『無字』の公案を透過し、「純粋経験」の境地へ
  • 純粋経験とは、唯物論と唯心論を超えた「絶対無」の世界
  • 「父母未生以前の自己」とは、前世でいろいろな経験をしている自分
    • 釈尊のカルマ・リーディング①
      • 前世のカルマで、目が見えなくなった長老弟子
    • 釈尊のカルマ・リーディング②
      • 嫉妬によって人間関係の不調和を起こした女性
  • 過去・現在・未来の三世を見通せた釈尊

3.「一即多・多即一」「絶対矛盾的自己同一」とは何か

  • 「一即多・多即一」は、英魂の「本体・分身」の原理を説明できる
  • 『古事記』に見る、日本神道での「魂の分光」のあり方
  • 「絶対矛盾的自己同一」は実際上ありうる
  • リーディングをすると、「現在」から、「過去」も「未来」も見える

4.「この世とあの世を貫く幸福」に通じる西田幾多郎の幸福論

  • 「善であることが幸福」と言い切った西田幾多郎
  • この世で善を追及することは、「あの世での幸福」を保障する
  • 西田幾多郎の幸福論は、ソクラテス吉田松陰の生き方にも通じる

5.西田哲学から観た「幸福の原理」

  • 「知る」ということは、「愛する」ということと同じである
  • すべての教えは「幸福の原理」に辿りつく
  • 「神を愛する証明として、隣人を愛せよ」と説いたイエス
  • 宗教的真理を知ると、分け隔てなく、愛することができる
  • 「幸福の原理」には、西田哲学を超えた部分も入っている
  • 幸福の原理は、私の「純粋経験」として実在界からキャッチした教え

6.幸福の科学の始まりとも言える三部作の発刊

  • 『永遠の法』で示した次元構造とエル・カンターレの位置づけ
  • 三部作完結のもと、幸福の科学は活動を開始した