「ユング心理学」を宗教分析する

Tue, 12 Feb 2019 16:46:56 JST (1908d)
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- 「人間幸福学」から見た心理学の功罪 -
 
2013年10月13日、 総合本部、 『「ユング心理学」を宗教分析する』

武田亮石川雅士、宇田なぎさ、酒井太守、斉藤愛

1.フロイトに続き、ユングを「宗教分析」する

2.「心理学」とは何だったのか

  • 心理学が、本来の「真実」に到達したかどうかは疑問
  • 「目に見えない世界」の存在に対する深い確信
  • すべてのものが「因果の理法」的につながっている

3.フロイトとユングを分けたもの

  • フロイトと袂を分かつことになった本当の理由
  • 霊現象を科学的・学問的に研究することは難し

4.ユング心理学の「限界」とは

  • イメージ化による癒やしは「反省・懺悔の原理」と同じ
  • 第三者に相談することで、悩みが解ける場合がある
  • 宗教家と分析医の仕事に見る共通点と違い

5.「無意識」と「曼荼羅世界」

  • 心理学をやる人には、悩みや葛藤のある人が多い?
  • 心のなかに広がっていた「仏教的な世界観」
  • すべての夢が「霊界体験」であるとは言い切れない
  • 「独立していて、かつ、独立していないもの」が人間
  • ”現代のモーセ”のようになりたかったフロイト

6.「宗教」と「心理学」の違いと共通点

  • 宗教において「ケーススタディ」は有効か
  • 「人に病名を付けたがる」という医者の”病気”
  • 個人相談における「ユング心理学」のアプローチとは

7.同性愛、同性婚をどう見るか

  • 「アニマ」と「アニムス」の本当の意味
  • 「同性婚問題」が発生する原因とは

8.「成功の心理学」をどう見るか

  • 「経営者の参謀」になるタイプであるマズロー
  • 精神分析にかかれば、リンカンの人生も「症例の山」
  • ”戦争の匂い”を嗅ぎ取っていたユングやケイシー

9.心理学が果たすべき役割とは

  • さまざまな宗教間で「善悪の問題」に対する解決がついていない
  • 「曼荼羅の世界」を受け入れたほうが平和になると考えていた
  • 「宗教による禁圧を解く」というニーズが出ていたユングの時代

10. ユングの驚おどろきの「過去世」

  • ユングが「夢解きのインスピレーション」を与えている人物とは
  • 心理学では説き切れていない「この世とあの世を貫く幸福」
  • 仏教系で親しいのは「弘法大師空海」や「天台智顗」
  • 日本仏教の巨人としても生まれていたユング
  • インドの仏教者や、『旧約』の預言者の一人として転生している
  • 「他の過去世」についても言葉を濁すユング
  • 「ヘルメス神」とは魂的に関係が深い

11.ユングの霊言を終えて